第7話 1日の終わり

「はあ~疲れた!」

私は自分の部屋に戻ってベットに腰掛けるとどっと疲れが出てきたようでいつもの就寝時間までまだ1時間ほどあるがもうすでにウトウトとし始めている。

夕食が終わってしばらくすると俊太くんと勇太くんが凌空くんに連れられお風呂に入り、俊太くんと勇太くんが上がってくると陽子さんが順番に仕上げ磨きをして、上がって来た凌空くんが自分の歯磨きを終えるとそのまま2人を連れて2階へと上がっていった。なんとここまで夕食が終わってから1時間も経っていない。そして、20分もすると今度は凌空くんが下りてきて陽子さんにホワイトボードを見せてしばらくはリビングにいたが、私がお風呂に入って上がってくるまでの間に再びどこかへ行った。

私もさすがにまだ2回しか会っていない同級生にパジャマ姿を見られるのは少し抵抗があったので1枚羽織っていたが、結局リビングに戻ってはこなかった。私がお風呂から上がってきたのが21時前だったので流石に寝たというわけではないと思うのだけれど、どうなのだろう?

なんとなく、お父さんと陽子さんとしかいない空間に私1人だけいることが気まずくなってきたので私も部屋に引き上げてきた。

それにしてもなんで今日はこんなにも疲れたのだろうか?もしかして思っていたよりも緊張していたのかな?それとも単純に引っ越しの荷物運びが原因?いや、荷物運びは来るときはお父さんがほとんど積み込んでくれたし、こっちで部屋に運ぶ時もお父さんと凌空くんがほとんど運んでくれたからほとんど動いていないんだよね。だとすると、これは精神的な疲労かな?本当はもう少し荷解きをしたかったんだけれど眠くてしょうがないからとりあえず今日はゆっくりと寝て明日に荷解きをすることにしよう。そうと決まれば、おやすみなさい。

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