インフルエンザやコロナの様に変異しやすいウィルスは仮に効能がある抗生物質が見つかっても、すぐに耐性株が生まれてしまうのですが、抗生物質以前の生薬等ならその心配が低いところが有効に働いていますね。国内で唯一インフルエンザ治療薬開発に成功し、コロナ治療薬開発で唯一の希望の星である塩野義製薬などは、戦後の抗生物質全盛期でも抗生物質に手を出さず、従来型治療薬開発に専念。結果ライバル企業より成長が遅くなり一時は「中規模製薬会社」として評価が落ちていたのが逆転してますからね。(他社は非抗生物質系薬品の開発能力がシオノギに比べれば大したことないと見られておかしくないくらいになってしまった。)
各種菌類から成分抽出をしなければならない抗生物質より、生成度はそこまで求められずに済む生薬が効く伝染病を利用されたのが幸運だったわけですね。

誤字報告です。

対処療法的に葛根湯とかカワラヤナギから作った解熱鎮痛剤などを使っても良いと思う。

対症療法、かと。


交通費と考えれば、パイの二つぐらいは安いですし。
そう思って割りきるしかないですねー。

コロナで起きた免疫暴走、サイトカインストームは対処方法が現時点ではないのが難しいですね。作中のインフルエンザと思しき感染症が過去にも流行していた場合は免疫暴走が起きづらいかと思いますが。ただ全般的に死亡率を下げるには体力が重要かと思います。ワクチン作ってアナフィラキシーショックで主人公の責任にされる可能性もありますし。
更新に感謝を。