第33話 異世界での修行始まりました(期間限定スキル覚え放題セール)

「よし、それでは訓練を始める!」


「はい!」


 成り行きでお爺さん達の弟子になった私はダンジョンにやってきていた。

 本当は冒険者ギルドの訓練スペースという名の空き地で訓練する予定だったんだけど、ほら、私って冒険者の資格が取れないからさ……


 なのでお爺さん達には事情があって目立ちたくないと言って、ギルド関係の施設は遠慮させてもらったのである。

 何故かその際に信じられないようなものを見る目で見られたのだけは解せない。


 で、それなら実戦を兼ねてダンジョンの上層で訓練するのが一番体で覚えられるという事になったのである。

 うーん、とっても体育会系、いや寧ろ実戦系?


「戦闘系のスキルはダンジョンを攻略するうえで必須だ。しかし短期間で大量に取り過ぎると逆に選択肢が増えすぎて迷いが生じ、結果格下の敵に不覚を取ることも少なくない」


 成程、確かにそれは分かる気がする。

 んーっと、あれだ! シリーズが長く続いてるソシャゲ!

途中から入ると、初期に比べてあれこれ新規機能が実装されてるから、やる事が多すぎてどこからやったらいいか分からなくなるヤツだ!


 どのキャラが強いのかとか、どの技を使えばいいのかとか、情報が無いから結局攻略サイトを見にいくんだけど、それも専門用語が多くてよく分かんなくて混乱しちゃう奴。

 で、結局初期からやってる知り合いにじっくり教わるしかなくなるんだよね。


「常時発動するタイプなら問題ないが、回数制限のある攻撃系スキルは三種類くらいに絞るのを勧める。そして取得したスキル系統の技術をひたすらに鍛え、より上位のスキルを取得するんだ。あれもこれもと取得すると、どのスキルも初級どまりになるぞ」


「はい!」


「もっとも、お主の場合はその心配もないかもしれんがな」


 と、リドターンさんの説明に反するような発言をするキュルトさん。


「補足しておくと、魔法使いは逆に選択肢が多い方が良い。魔物には属性がある。火の魔物には水の魔法を、風の魔物には土の魔法をと言った具合に、弱点属性の魔法が使えれば初級魔法でも十分戦いが有利になる。逆に特定の属性だけを特化すると、相性の悪い属性の魔物が現れた際に手も足も出なくなる。可能なら全属性を初級で、得意な魔法を最低でも中級まで覚えるのじゃ」


「はい!」


 成程、魔法使いは戦士とは逆の考え方でスキルを取得するんだね。


「回復魔法は出来るなら全種類上級で取得して欲しい所ですが、無理せず回復アイテムを併用してください。司祭の役割は仲間の補助と治療ですからね。結果的に治療できれば問題ありません。お金がかかる事だけが難点ですが」


 とはストットさんの弁。 ふむふむ、回復役は治療がメインだけに、ケチらずアイテムもガンガン使ってけって考え方なんだね。

 レアな回復アイテムを残しちゃうタイプの人には大変そうな職業だなぁ。


「回復アイテムを効果的に使えば、それらのアイテムの効果が上がるスキルを取得できます。お金が少ない時は大変でしょうが、必要経費と割り切りましょう。私がポーションの調合レシピを教えますから、それで多少はコストを減らせるようになりますよ」


「ポーション!? 中級ポーションも作れる!?」


 ボーションと聞いてリューリが腰の瓶から飛び出る。


「中級ポーションですか? まぁ作れますが、それがどうかしたのですか?」


 おお! 作れるんだ!

 リューリの剣幕に困惑させちゃったものの、ストットさんが中級ポーションを作れるという素晴らしい情報が手に入った。

 これはもしかしたら、弟子のよしみで中級ポーションを作ってもらえるかも!


「えっと、リューリが魔物に羽をやられちゃって。それで羽を治す為に中級ポーションを探してるんです」


「ほう」


こちらの事情を説明すると、ストットさんが何やら面白そうな顔になる。

はて、今の説明で何か面白いところでもあったんだろうか? 異世界人的に。


「なんだ、中級ポーションが欲しいのか。それなら」


「ではアユミさんが作ってみませんか」


 しかしリドターンさんの言葉を遮ってストットさんが驚くべき提案を言いだした。


「お、おい、ストット。流石にそれは酷だろ」


「いやいや、そんな事はありません。ポーション作成は回復役としても必須の技能。たとえスキルとして昇華できなくとも作り方を知っていると知っていないとでは大違いです!」


「お、おう……」


 ストットさんの勢いに気圧されるスレイオさん。

 うん、こちらとしても作ってもらえたら嬉しいなとは思ったけど、まさか作り方を教えて貰えるとは思ってもいなかった。

 っていうか、こういうレシピって秘伝とかじゃないんだ。


 けど、レシピを教えて貰えるのなら、今後の事を考えると非常にメリットが大きい。

何しろこっちの世界には図書館が無いからね。

情報を得る手段がない以上、薬の作り方も当てがない状況だったんだから。


「お願いしますストットさん!」


 私は意を決して中級ポーションの作り方を教えてほしいとストットさんに頼む。


「ほら、彼女もやる気のようですよ」


「むぅ……」


 こうして、私の修行初日はいきなり中級ポーションの制作から始まる事になったのだった。


 ◆


「まずは初級ポーションから作りましょう。このポーションはスキルを覚える為に大量に作ることになりますし、軽い傷はこれで治した方が安く済みますから、単純に需要が高い。ランクの高い冒険者も初級ポーションは切らしません。それに初級ポーション作成スキルを取得できれば、中級ポーションを作る際に有利になります」


 ふむふむ、そう考えると、あとで中級ポーションを作れるようになるとしても、初級ポーションの作り方を学ぶのは無駄にはならないって事だね。

 確かにショボい怪我程度なら、安く作れる薬で治したいもんね。


「また、ダンジョンではポーションも回復魔法も切れて、どうにもならなくなっているパーティも少なからずいます。そんな時貴方が初級ポーションを即興で用意できれば……」


 なるほど、困っている人を助ける事が……


「割り増し価格でポーションを売る事が出来ます」


 有料でできるようです。


「お前なぁ、子供の前でそういう生臭い話するなよ」


 いきなりブッ込んで来たストットさんに対し、スレイオさんがため息と共に苦言を呈する。

この人、意外と苦労性なのかもしれない。っていうか僧侶系のキャラの方が突っ込まれるって、なんというか意外だなぁ。


「何を言うのです。お金は大事ですよ。善意だけでは世の中は回りません。食事も、安全も、信仰も、善意ではなく銭で回るのです」


 悲報、師匠は生臭守銭奴坊主だった。

 あ、いや、よく考えたら私も似たような事してたわ。

はい、全然人の事非難できませんでした。


「そうですね。ストットさんの言う通りです。お金は大事ですよね!」


「おお、分かってくれますか!」


 うん、分かるよ。戸籍のない私だからこそ、お金の大切さは身に染みている!


「人生お金があれば大抵の事はなんとかなりますもんね!」


「その通り! 神の教えがなんだと言っても最後に物を言うのは付け届けなのです! 上にのし上がって無辜の民を救うのに必要だったのは信仰心ではなくお布施だったのですよ!」


 さらりと闇の深い発言が聞こえた気がしたけれど、そこはそっとしておこう。


「お主等、話が脱線しておるぞ。さっさと本題に戻らぬか」


「「あっ、はい」」


 キュルトさんに叱られた私達は、慌ててポーション作成に戻る事にする。


「ポーションの作成に使うのはオーレ草とマーロ草、それに綺麗な水です。これらは地上でも採取出来ますが、ダンジョンで採取できる品の方が効果が高くなります」


「ダンジョンで薬草が手に入るんですか?」


「ええ、植物が生い茂った森林階層で採取出来ます」


 森林階層!? そんなのあるの!?

 ストットさんの話では、ダンジョンには今私達が居るような遺跡風の階層だけでなく、荒野の様な一面広い階層、今話したような森林の階層、水が沢山の地下洞窟風の階層など様々な環境があるらしい。


「今回は私が用意した薬草を使って調合しましょう。実際に作ってみるので、よく見ているのですよ」


 私はメモを取りだしてストットさんの調合手順をじっと見つめる。


「ほう、紙を用意してきたのですね。良い心がけです。しかし最初は手順を書かずに私の手の動き、薬草をどう扱うかをよく見てください。そして自分で作り方を実践してから記録する方がよいですよ。でないとメモの内容と実際に作った感覚に齟齬が出てしまいます」


「分かりました」


 学校の先生とは違う指導の仕方にちょっと戸惑ったものの、今教えてくれている先生の言葉を信じてメモを仕舞い、改めてストットさんの手元を見る。


「まずオーレ草を……」


 ストットさんの手が流れるように動く。

薬草を切って、揉んで、すり潰して、混ぜて、全ての手順がまるで自動で動く工場の機械のようにスムーズに進んでゆく。


「これで完成です」


 そしてあっという間に出来上がるポーション。


「さぁ、次はアユミさんが作ってみましょうか」


「はい!」


 私はストットさんの行った手順を真似てポーションを作ってゆく。

 しかし手順の途中から明らかに色が澱んでくる。


「途中で止めないで。失敗したと思っても最後まで作りきってください」


「は、はい!」


 そうして出来上がったのは、なんともデローンとした不気味な深緑色の液体、いや泥? だった。


「で、出来まし……た」


 うん、完全に失敗だね。


「はい、典型的な失敗ポーションですね」


「うぐ」


 典型的な失敗作ですかぁ……ガックリ


「ああ、気に病まなくて良いですよ。これはよくある失敗ですので。コツさえつかめば同じミスは無くなりますよ」


「そうなんですか?」


 なら最初に教えてくれても良くない?


「こうしたら失敗するという実体験をしてもらう為にわざと最後までやらせたんです。失敗を知っている人の方が、スキルの取得が早いですしね」


「ええ!? そうなんですか!?」


 普通は沢山成功した方がいいんじゃないの!?


「逆に考えるのです。ポーションは回復、解毒と様々な薬がありますが、同じ系統の薬は材料こそ違えど、初級、中級とある程度作り方が似通ってきます。つまり初級の時点でやってはいけない手順を知っていれば、中級、上級ポーションでは同じ失敗をせずに済むのです」


 なる程、そう考えると早いうちに失敗しておいた方が良いのかもしれないね。


「なにより、後で高い素材を無駄にして失敗するより、安い素材の時に失敗した方がコストが安く済むでしょう?」


「すっごく納得しました」


 成程、それは大事だね。物凄く!


「さて、今の失敗は混ぜる際の力のかかり方と回数が問題です。力をかけるなら回数は少なく、力が弱いなら回数を増やす必要があります。これは個人の肉体能力に起因するので、一発で成功できる人はいないのです。自分の最適解を体で理解しないといけないのですよ」


 だからわざと失敗するのを放置していたのだとストットさんは告げる。

 成程ねぇ。確かに個人の体格由来の力加減とかで回数が変わるのなら、他の人の作り方を真似しても失敗して当然だよね。


「さぁ、もう一度作りますからよく見ていてください。今度は薬草がどうなったら次の手順に進むのかを見てみましょう」


 と、今度は薬草に注意する様に言われる。


「…………」


 今度はストットさんの手元ではなく、薬草に注目していると、薬草のしなり具合の変化、潰した薬草がペースト状になってどのくらいの柔らかさになるのかなどをじっくり確認する。 すると……


『初級集中スキルを取得しました』


『初級観察スキルを取得しました』


『初級記憶スキルを取得しました』


「あっ」


 一気に三つスキルを取得してしまった。


「どうしました?」


 私の様子が変わった事に気付いたストットさんが作業を止めて聞いてくる。


「えっと、スキルを覚えました」


「「「「っ!?」」」」


 するとお爺さん達がクワッ! と目を見開いてこちらを見てくる。

 何か怖いんですけど皆!?


「ポーション作成スキルですか!?」


「あ、いえ、えっと、初級……観察スキルです」


 覚えたのは三つだけど、お爺さん達の反応を見た後だと、それを馬鹿正直に答えるのはちょっとマズい気がした。

 もしかしたらそんな気がしたのは直感スキルの影響だろうか?

 少なくとも教えるのは、もっとスキルやこのお爺さん達の事をもっとよく知ってからの方が良いだろう。


「……ほう、観察とな」


 私の言葉にキュルトさんが興味深げな声をあげる。


「スキル取得おめでとう、アユミさん。観察スキルですか。ふむ、ではスキルに慣れる為にも、そのスキルを最大限活用して作業を覚えてみましょう」


「は、はい!」


 そうして再び再開される調合手順。

 すると、ストットさんの作業手順を見ていた私は、違和感に気付いた。

 ストットさんの手順に問題がある訳じゃない。私の見ていたものが違って見えるように感じたのだ。


 ストットさんの指の肉が摺りこぎ棒に潰れる動きから手に込められている力加減が分かる。

すり潰される薬草もただペースト状になったではなく、その粗さはどのくらいかなど、さっきまでは気付かなかった変化が分かるようになった。

 更に次の薬草は私が切った時は汁がジュワッとこぼれ出たが、ストットさんが切ると殆どこぼれない。


 さっきまではただじっと凝視していただけ。

 変化への注意も何がどう変化するかを良く分からないままに、変わっていくところを漫然と見ていたのだと気付かされる。

 同じ見るでも得られる情報量が違うのだ。


「凄い、これがスキルの効果……?」


 観察スキルによって、私はさっきの自分が何で失敗したのかを、まざまざと理解させられた。


「完成です。ではもう一度作ってみましょうか」


「……はい!」


 今度こそ成功して見せる!

 観察スキルで得た情報を元に、私はポーションを作り始める。

 ストットさんの力加減を再現する為に、私は薬草に込める力を調節し、更にすり潰す回数も変える。次の薬草を切る時は、薬草を切った際に汁がこぼれない様に刃を引いて滑らかに、薬草を強く抑えないように切る事を心がける。


「できました!」


 そうして出来たのは、さっきとは比べ物にならないくらいに綺麗なポーションだった。


『初級ポーション制作を取得しました』


「あっ、ポーション制作のスキルが取れました!」


「「「「おおっ!!」」」」


 私の報告にストットさん達が色めき立つ。


「……確かに、これは良い出来の初級ポーションです。これ程の品が作れたのなら、次からの制作ではまず失敗はないでしょう」


 と、太鼓判まで貰ってしまった。


「ポーション制作成功、そしてスキルの取得おめでとうアユミさん」


「ありがとうございます! これもストットさんが丁寧に教えてくれたお陰です!」


「ははは、私は普通に教えただけですよ。生徒が優秀だったのです」


 いやいや、自分で言うのもなんだけど、私はそこまで自分が凄いなんて思ってないから。

 ストットさんという丁寧に教えてくれた師匠と、観察スキルあってこそだよ。

 それだけじゃない。ルドラアースでタカムラさんに中級毒消しの作り方を習った経験も活きていたんだと思う。


「では次は本命の中級ポーションを作成してみましょうか」


「はい!」


 その後も私はポーション作成を続けた。

中級ポーションは観察スキルを駆使しても何度も失敗してしまい、けれどストットさんが辛抱強く教えてくれたおかげで遂に作成に成功した。


「無事完成しましたね。おめでとうございます。アユミさん」


「っ! あ、ありがとうございます!」


「やったねアユミ! これで私また飛べるようになるんだね!」


「うん! きっとそうだよ!」


中級ポーションが完成したことに、リューリが大はしゃぎだ。

そしてその気持ちは私も一緒だ。

リューリの為に中級ポーションを作ってあげると豪語したものの、その為の手段が水泡に帰して途方に暮れていたのだから。


それが叶ったのは全部ストットさん達のお陰だ。

本当にこの人達には感謝しかないよ!


「ストットさん、本当にありが……」


「く、くふふふふっ」


とう、と言おうとした私だったのだけれど、何故かストットさんが不気味な笑い声を漏らし始めた事で、言葉が止まってしまった。


「素晴らしい、素晴らしいですよアユミさん! まさかたった一日で本当に中級ポーションを調合出来てしまうとは! しかもスキルを二つも取得して!!」


「えと、その……あ、ありがとうござい……ます?」


 なんというか、ストットさんの空気、というかテンションがおかしいんですけど?


「これは私の期待通り、いや期待以上の成果です! 本当に素晴らしい!! 貴女を見込んだ甲斐があったというものです!」


 あの、これ、どう反応すればいいの?


「いいでしょう。私の持つすべての技術を貴方に伝授しましょう! 安心してください! 私が責任をもってあなたを一流、いえ、聖女すら超える超一流の癒し手に育てて見せます! さしあたっては今日中にあと10種ポーションの調合を覚えましょう!!」


「ひぇっ!?」


 今日中に10種!? 中級ポーションでめっちゃ苦労したのに!?


「ちょっ、さすがにそれは無理だと思うんですけど!? 皆さんも何とか言ってあげてくださいよ!」


「「「……ぷい」」」


 しかし御爺さん達は何故か助けを求める私から顔を背ける。


「こっちを見てくださいよー!」


「……いやだってなぁ」


「ああ、こうなったストットを邪魔すると……」


「解毒ポーションを作る練習台になってもらうとか言って毒を盛られかねんし……というか盛られたし」


 盛られたんかいーっ!

 ヤバイ、一番の良識人だと思ってた人が一番ヤバイ人だった……


「見ましたかアユミさん。これが回復という命綱を握った者の強さなのです」


「いや、さすがにそれは問題があり過ぎてパーティから追い出されるんじゃ……」


 普通に考えてそんなヤバい人追放案件でしょ。


「確かに技術の低い者ならそうなるでしょう。しかし、他に替わりがない非常に高度な技術の使い手なら話は別です! 私の弟子達は誰一人としてその頂きにたどり着くことが出来ませんでした! だが、貴方ならできると私は確信した! さぁ、共に世界一の癒し手を目指しましょう!!」


「ひ、ひえぇー!」


「あの~、私の羽……あ、いえ、後でいいです」


 そこはもっと粘ってリューリ!!


「さぁさぁ、時間は有限です! どんどん調合をしますよー!」


「う、うひぃー!」


 その日、私はストットさんが宣言した通り、10種類の薬の調合と、そして『初級調薬スキル』『中級過労耐性』『中級精神疲労耐性』の三つのスキルを取得したのだった。

 うん、このスキルは絶対報告しないぞ。

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