第25話 とある宗教団体の通夜 ※ヒトコワ

宗教自体は有名で全国各地にあるやつ

葬儀がちょっと特殊で、基本的に坊主も神主もいない

故人様の家格(式の価格?)なのか、お呼びする偉い人の人数が違うみたいで

スーツの喪服を着てるお爺さんが

少ない時で3人くらい、多い時は17人もいて

本来は住職の座る場所に並んでた


そして手持ちのリン?をカンカン叩いて「南無妙法蓮華経」を参列者含めて全員で永遠と繰り返す

その間に参列者は焼香する


初めて見た時はカルチャーショックを受けた

(※あくまで個人の感想です)



なんとびっくりな事に、中学の時の同級生がいた!多分(※名前が出てこない)


その時は、この人は〇〇だったんだ

くらいにしか思ってなかった

告別式が終わって解散した後―…


あっ目が合っちゃった

わっ!こっち来ちゃった


「…マイちゃん久しぶり!覚えてるよね、辻本ユウコよ!

へぇー、ここで働いてたの?ふぅーん…

あっ私は□□短大に行ってるのよ」ドヤ顔

(※三流短大)



私たち、下の名前で呼び合う仲じゃなかったよね?

葬儀なのに派手なメイク!しかも近くで見たら付けまつ毛がなんかズレてるし

ずっとスマホ見てたよね(※ゲーム)


「お久しぶり…この度は御愁傷様です。あの、仕事中だから行くね」


辻本「ねぇ!連絡先教えて!久しぶりに中学の時の子たちと遊びに行こうよ!

善野さんとか、野瀬さんとか、仲良かったよね!」


その2人は大人しそうな、嫌と言えない感じの子たちだったよね?


「控室にスマホ置いてるから」とか「仕事中だからごめんね」とか言って

立ち去ろうとしたら腕をギュウギュウに捕まれた


辻本「ちょっと!電話番号だけでも教えてよ!」




仕事が終わり

ナオとコーヒーショップにて―…


「とにかくグイグイ来て怖かったの

やんわり断っても帰らないし、一応こっちは接客中で無下に出来なくて

しかもエントランスで大きな声で私の名前出して話すし…他の人に迷惑だから、帰ってもらう為に電話番号を教えてしまった」


終わるまで待ってるって言うし

本音は、迎えに来るナオちゃんを巻き込みたく無かった


ナオ「その辻本さんって中学の時は仲良かったの?」


「中1の時、同じクラスだったかな。別のグループで話したことあんまない」名前もうろ覚えだったし


ナオ「マイちゃん目立つから、向こうは覚えてたんだね。知らない番号からかかってきたら無視したらいいよ」


「うん…ハァ」


その時、スマホに着信があった

早速知らない番号からだ…辻本さんかな?


ヴー、ヴー、ヴー―…(※無視)


ヴー、ヴー、ヴー―…(※2回目も無視)


あ、またかかってきた


ヴー、ヴー、ヴー―…(※3回目も無視)


そろそろ諦めるかな?教えといて無視とか、ちょっと罪悪感が…


ヴー、ヴー、ヴー―…(※4回目も無視)


ナオが5回目で「しつこいね、ちょっと貸して」と電話に出た


ナオ「もしもし…いえ、番号間違ってます」


ピッと電話を切っておしまい。スッと着信拒否設定をした。


「ありがとうナオちゃん(ホッ)」



…―その夜

スマホ触ってたら間違って着信に出てしまった

しかも昼間ナオちゃんに出てもらった番号とは別だったのに


『もしもし…マイ?』


パニクると、咄嗟に「人違いです」って言えないね

もう諦めて話した


電話でも一方的にグイグイ来る

会う約束を取り付けられてしまった…

明日、大学の帰りに駅ビルのコーヒーショップで会う事になってしまった


もちろんナオちゃんに電話で話したら


『僕が電話に出た時、向こうはちゃんと名乗ってたけど…スマホ2台持ってたのかもね

別に行かなくていいんじゃない?』


「お茶してすぐ帰るよ。中学の時の知り合いには自宅を知られてるから

わざわざ駅前にしなくても家の近くじゃなくていいの?って聞かれたし…明日行かなかったら家まで来そうだよ」


『僕がついて行こうか?』


「大丈夫、すぐ帰るから」


『分かった、気をつけてね』



翌朝―…

電車に乗る時に、元気ない顔をしてるつもりはなかったけど、カズキくんに心配されてしまった

軽く説明して駅で別れた


タイムリーな事もあるもので

お昼休みに矢部君たちが〇〇についてのまとめサイトを読んでた(※カズキの根回し)


見せてもらったんだけど

うーん、なかなか…うん、今日行くの辞めようかな?


帰る時間になるにつれ、どんどん憂鬱になる

今日バイトにならないかなー…ハァ



トボトボ歩いて電車に乗って

駅ビルのコーヒーショップのカウンター席で待ってたら声をかけられた

振り向くと辻本さんの他に見知らぬ男女が3人いた


女1人男2人に囲まれてしまった…ひぇ

その場で自己紹介される


女の人は加藤さん…辻本さんの上司で、ギャルっぽい水商売してそうな服装メイクの28歳


A男…茶髪、ニキビ痕、デブ、メガネ、21歳

B男…黒髪、出歯、デブ、メガネ、22歳

(※2人とも本当は三十路過ぎてる)


「えっと…」説明いらんから帰っていい?


辻本「中学の友達の内藤マイちゃん

葬儀会館で働いてるの、偶然会って話が盛り上がったんだよねウフ」


「え?」 話が盛り上がった??…あっ



騙された!



ここでようやく騙された事に思い至った

善野さんと野瀬さん連れてくるんじゃ無かったの?

気付くの遅いよ私!

これ絶対に勧誘されるやつやん!!うわぁ

来るんじゃなかった


それから案の定、わけわからん勧誘が始まった

しかも、話を聞くと宗教の勧誘かと思ったら全然違ってて

ア〇ウェイのパチモンの「ウ〇ルウェイ」の勧誘だった…

なんでやねん!


A男がしきりに場所を変えようと言ってくる

車で来てるから駅前だと駐車料金がかかるから移動したいとかナントカ


「場所を変えるなら帰ります!ってか帰ります!」


知らん男の車なんぞに乗ってたまるかい!

カウンターでも奥の席に座ってしまったから

巨漢2人が退路を塞いで逃げられない…


加藤「内藤さん、めっちゃ美人さんやね…本当にユウコちゃんの友達?

モデルさんやと思ったわ、ねぇ?」


A男「マジで美人やん!ぐふふ」

B男「ハァハァ後で俺にも連絡先教えて」


辻本「はあ?モデルじゃなくてコイツ葬儀会館なんかで働いてるし!!」


加藤「どこで働いててもいいやん、しっかり働いてるちゃんとした娘じゃない」


マウント取ってくる辻本さんと何故か庇ってくる加藤さん…

しばらく私のバイト先の話しで勝手に盛り上がってた…もう無理帰りたい


無反応でしらけた顔を作り、帰りたいアピールをする

真顔が怖いとはよく言われてるから、ここぞとばかりに真顔でいた



何より嫌だったのは…B男が喋ると唾が飛んでくる事

生理的に無理!

A男が汗臭いのもキツいけど…コーヒーショップにいるのにザリガニの水槽みたいな匂いがする


加藤さんはともかく、連れて来る人の人選間違ってない?

不快感で勧誘の言葉が頭に入ってこない

半分以上残ったコーヒーも汚染されてそうで無理!


加藤「今度セミナーあるの、良かったら来てくれない?スマホ出して、私の連絡先教えておくね」


「充電切れました…なので早く帰りたいです」しれっ


名刺とパンフレット渡された

ついでにA男とB男も連絡先書いた紙を手渡ししてきた…ドン引き!


しかも、いつの間にか男2人が近くに寄ってきてて肩とか髪を触ってくる!ひぃ


「触らないで下さい!」


声が震えてしまった

思ったより声が出なくて、か細い声になる

辻本さんはニヤニヤ見てるだけでキモくて

加藤さんは、なんとも微妙な顔で見てた


これあかんヤツやん!

お金置いてデブ男を突き飛ばして走って逃げようか本気で考えてたら


「マイから離れろ!」


ナオがデブ男を押しのけて私の手を掴んだ


「ナオちゃん!」


そのまま私をそこから引っ張り出してくれた

店を出ようとしたから「お会計!」とサイフを出そうとすると


「もう払った」


なんて格好いいの!

手を握って歩くナオちゃんがドラマのワンシーンみたいだった

ナオちゃんの手が熱くて胸がドキドキした



「ナオちゃん助けてくれてありがとう」


「マイちゃん?泣くほど嫌だったならとっとと帰ればいいのに…大丈夫?」


「満員電車で痴漢にあった時みたいに動けなかったの…怖かった」


「"この人痴漢です!"って言いそうな見た目だから痴漢に合わないと思ってたけど、痴漢にあったことあるんだね…」


私を何だと思ってんの?と言いたくなったけど


ヨシヨシしながら抱きしめられて、ナオちゃんの匂いにホッとした

ついつい甘えてしまう


「ナオちゃんを巻き込みたくなかったの…」


スマホにショートメールが来て


"さっきの彼氏?めっちゃ格好いいね、ちゃんと紹介してよ。

ってか勝手に帰るとか何なの?内藤さんて常識無くて我儘やね。

美人とか言われて調子乗ってウザいし!

今週の土曜のセミナーで詳細話すから、〇万円持ってきてね"



イタいメールを見せながら溜息をついた


「辻本さんって中学の時に友達の彼氏を寝取った噂があったの…だからナオちゃんを合わせたくなかった」


ナオ「うん、色々とヤバい人達だね。僕はあんなブスに寝取られたりしないよ?」


「それでも私が嫌だったの…我儘でごめんね」


「マイちゃんは我儘じゃないよ」

ナオはスマホに来たメールをスッと消した

ついでに手際よく着信拒否までしてくれた、ナオちゃん格好良すぎ!



その夜、知らない番号から着信が…出ずに着信拒否をする

拒否したそばから、また知らない番号から着信が…それも拒否設定する

あ、また知らない番号から着信が!


もしかして、私の番号が回されてる?

ゾッとして手が震えて、操作ミスで着信に出てしまった


『内藤さん?加藤だけど…今日は、なんかゴメンね』


聞こえてきた声は加藤さんで、ちょっとホッとした

ホッとした分だけイラッとして


「あの!私の個人情報を勝手に回すのやめて下さい!

次々と知らない番号から電話かかってくるの恐怖なんですけど!明日、警察に相談します」


『え?待って待って、それ多分A男とB男よ』


「私はあの2人に教えた覚えは無いです!

迷惑です、もう関わって来ないで下さい

しかも今何時だと思ってるんです?明日も大学あるのに」※22時過ぎ


『え?葬儀会館で働いてるんじゃ?』


「それアルバイトですよ

辻本さんは、勘違してるっぽいですけど

もう関わりたくないです」


『…ごめんなさいね、ユウコちゃんから聞いてた印象とあまりにも違ったから』


それからポツリポツリと話してくれた


辻本さんが私に舐められないようにとか言って、加藤さんに派手な服を着てくるように指示してたらしい

私が普通の大学生みたいな服装で来てアレ?と思い始めたとか

ウ〇ルウェイも私がやりたいとゴネたから急遽、無理矢理人数を集めた

加藤さんも普段は組まないA男とB男が待ち合わせ場所にいて驚いたそう

この2人は要注意人物としてあちらでも有名だから、嫌がらせに連れて来たのかもと

他にも、葬儀会館に就職してると思い込んで馬鹿にしてた事

私を整形美人とか、我儘で自己中とか、何股もかけてる遊び人とか、中学時代は援交したり、男を寝取ったとか、イジメの主犯だったとか散々

しかも、いつの間にか辻本さんに借金まであるらしい

手書きの借用書まで用意して見せられたって


だから私は逆らえないのだそう…ひぇ


「あの、全部デタラメです」


『整形してるのって、どう見てもユウコちゃんの方だから、おかしいと思ったの

本当にごめんなさいね、ちゃんと会ってお詫びしたいところだけど私達は信用ないものね…出来るだけこっちで処理しておくわね

こんな事言えた義理じゃないけど、何かあったら連絡して』


あれ?

加藤さんって普通に良い人じゃん!

とナオちゃんに一部始終をメールしたら


電話かかってきて開口一番に

『マイちゃん頭は悪くないくせに馬鹿なの?

良い人な訳ないじゃん!

その人が普通ならマイちゃんはキモデブに囲まれないから!

上司が部下のセクハラ黙って見てるんだよ、それは常識的?違うでしょ騙されすぎだよ

自分も被害者ぶってるけど、きっと、それもマイちゃんと仲良くなる為の作戦のうちかもしれないよ?』


ぐうの音も出ません


『僕の知らないところでマイちゃんに何かあったら後悔してもしきれないよ

次は必ず僕を呼ぶんだよ?いい?分かった?全然迷惑とかじゃないからね?』


「うん、分かった。ナオちゃんありがとう大好き」



それから、辻本さんの嫌がらせがあるんじゃないかと、数日ビクビク過ごしてた。自宅知られてるし…


土曜日はナオちゃんが一緒に過ごしてくれるって、朝から迎えに来てくれた

玄関を出たところで騒がしい声がする…嫌な予感しかしない


あっ辻本さんだ!やっぱり家まで来たんだ

え、ナオちゃんに詰め寄ってる!?



辻本「あの子って整形なのよ!中学の時はブスだったんだから!

男に振られると次の男の所へって、誰にでも股を開く性病女よ!」


ナオ「自己紹介か?頭まで湧いてんのかクソブス近寄るな顔面ビョーキ女。警察呼ぶぞ」


辻本「はあ?!頭湧いてんのはそっちでしょ!

ちょっと顔がいいからって調子に乗らないで!」


ナオ「調子に乗ってんのはテメーだろ!

マイにした事知ってるぞ、出るとこ出て訴えてやるからな!」


顔を真っ赤にした辻本がバッグからカミソリ(小型のメイク用)を出して振り回し、ナオに襲いかかった



それは、一瞬の出来事だった



ナオにカミソリが届く前に

幼い守護霊が辻本の足を引っ掛けた…もちろん辻本には見えてないから、すっ転んだ


ナオがサッと避ける


辻本はそのまま隣家の花壇に突っ込む

カランと手からカミソリが落ちて転がる

マイが駆け寄り落ちてるカミソリを蹴り飛ばすとナオの前に出た


「キャー!…私のナオに近づくな!」


辻本「フギャア!?…イッタァァ!なにするのよこの暴力女!最低!警察に訴えてやる!」



その時、天から声がした


「器物損壊、名誉毀損、障害未遂、ストーカー行為、迷惑行為、

辻本ユウコ20歳4月2日生まれA型

△△大学〇〇科所属、住所は―……

マジウケるw

ネットに載ってる迷惑奇行オバさんって、ねーちゃんの知り合いだったのwアハッ

適当なハッシュタグつけて俺も載せよー

あっ!警察呼んだから逃さないようにして!

連行されるまで動画撮るから!マジ修羅場ヤバーw」


それは3人姉弟の末っ子、中学生になったばかり

ノンちゃん

こっちに引越して来てから生まれたからナオと面識はない。

スマホは中学生になって親が買い与えたばかり、早速悪い影響が。

2階の窓から弟達が録画してた…やめて!


ユウ「オバさんがねーちゃんの自転車パンクさせようとしてる所から録画したから

あっ!犯人が逃げる!」


ノン「ちょーおいーw犯人が逃げたぞ!捕まえてやる!犯罪者の辻本ユウコー!ウ〇コー待てー!」


ユウ「ほっとけ」


そう言って引っ込んでいった

普段は思春期拗らせて兄弟でろくな会話もしないのに、こんな時ばかり仲良いな



その後、ナオちゃんとデートした

まだ散ってないお花見スポットに連れてってくれてた。

春の陽気が心地よくて、レジャーシートに並んでサンドイッチ食べた…楽しくてその時だけは嫌なこと忘れた


その後は何事もなく、ちょっと拍子抜けした。

加藤さんがうまく上手く処理してくれたのかな?



―辻本が走って逃げ去った後―

警察に電話は嘘でただの脅し、しかしネットにしっかりUPされた

マイとナオには全体にぼかしが入ってたけど

辻本さんには目に細い線が入ってるだけでモロバレ


ユウとノンが楽しそうに編集して、いろんな所にリンク貼り付けて閲覧回数を競ってた

いつの間にか、辻本さんの目の線が消えた画像が出回り、ライブで今どこで何してるかネット上に…

辻本の自宅は特定されて、面白おかしく張り込みの投稿がリアタイで上がる

今どきの中学生は遠慮がなくて怖い



以下ナオ視点―…

駅ビルのコーヒーショップから帰宅後


「俺の可愛いマイが

キモデブ汚物に襲われそうになったんだ。やってくれるよな?」


カズキ「…マイちゃんが泣くまで動画撮影しておきながらよく言う、もっと早く助けてあげてや」


「分かってないなぁ、ヒーローは遅れて来るものだろ?(※張り込んでた)

キモデブに泣かされたのは腹立つけど、泣いてるマイを慰めるのは気分良かった」


カズキ「自分、地獄行きやな」


「地獄?いやいや魂だけこの世に留まりつづけて永遠に一緒。死んだからって、どこにも逃さない」


カズキ「死んでも離さんって?怖いねんけど、引くわー」


コーヒーショップでマイを助けた時に、A男B男に印をつけた

もちろん今から行う呪いの目印の為につけたものだ…


マイのスマホにかかってきた電話番号は

某ストーカーアプリで把握済み

カズキを使って、本人非公式のファンクラブにリークした。

後は勝手に矢部達が制裁を下すだろう、表向きは。

(※掲示板や出会い系サイトに「飢えてるOL」のふりして個人情報晒しまくった)


翌日にはA男B男と辻本ユウコの自宅を特定し、地域コミュニティの掲示板等に顔写真付きで要注意人物としてマイの弟達も知る事に…



その後の事はマイは知らない

A男は元からご近所と揉めていたから県外の親戚宅へ引っ越した

B男は引き籠もりになり、深夜フラッと出かけてそのまま行方不明に

加藤はホストに貢いで借金して風俗落ち


辻本ユウコは免停中に交通事故を起こして逃走、パトカーとカーチェイスして電柱にぶつかり逮捕

何件も自転車をパンクさせたが、そのうちの数件にドライブレコーダーにバッチリ撮られて被害届けを出されていた。

ネズミ講詐欺の他にも、住居侵入、窃盗、万引き、余罪がボロボロ出て来て、ちょろっと新聞に載った

誰かがまとめサイトに犯罪者として新聞記事と共に掲載し、塀の外に出てきた後も地元には戻らなかった



ナオが手をかけることもなく、いずれ自滅する者達だった

ただ少し早めただけ

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