8 生きるということ(7)

 おっと……横道に逸れてしまいました。



 旦那とは夫婦ではありますが、あくまでも旦那であって、血縁関係ではありません。 ぶっちゃけ、赤の他人です。

 ですが、今回の身内の場合は、血縁関係になるので、医学知識素人にとって、遺伝的に私は大丈夫なのか……という点が気になりました。


 娘っ子はさらに、ガンのリスクが高まりましたねぇ。




 医学知識素人はひとくちにガンとくくって考えてしまいがちですが、旦那のケースと今回のケースでは検査内容も色々と違っていました。


 どうやら、ガンの種類(発生場所?)によっては、血縁関係者にガン患者がいるかいないかがかなりの問題になるようです。

 何度も身内にガン患者がいないか聞かれました。


 ……後で知ったのですが、身内の場合は、同様のガン患者が血縁関係者にいると、保険適応で、今後転移の可能性がある部位を全摘できるから、医者はしつこいくらいに質問してきたとのことでした。


 いや、怖い。


 ワンコのときから言われ続けてきたことですが、ガンの場合、悪い部分のみ切り取るのではなく、悪い部分を起点として、◯センチまでを切り取る、あるいは全摘、とかいう思い切りの良すぎる治療のようです。


 だから、ワンコの場合は、鼻をこそげ取る(鼻の部分をまるまる取ってしまう)手術になる、と言われ、病院を変えました。


 ホント、怖いです。

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