7 生きるということ(6)
今回の身内なのですが……
旦那のときは、旦那でした。
旦那とは夫婦ではありますが、あくまでも旦那であって、血縁関係ではありません。
なので、一家の大黒柱が……とか、まだ娘が結婚もしていないのに……とか、家のローンは保険に入っているから大丈夫だ……といったことが頭の中で渦巻いていました。
旦那も心配だったようで、銀行に自分が死んだ場合はどうなるのか問い合わせていたようですね。
それから、旦那が死亡した場合、銀行に死亡届を出さなくてもいいらしい? みたいなことも(旦那が)言ってましたね……。
銀行側は死亡のお知らせを聞いてしまった以上、しぶしぶ、その方の口座を凍結しなければいけないらしいですが、死亡したということを(銀行が)知らなければ、そのまま口座からお金を下ろすことができるそうです。
あ、ただし、ATMからカードで引き出す……タイプのもの、だと思いますよ。定期解約とか、本人確認が必要な類のモノはダメだったと思います。
(この情報は今後、変わってくるかもしれないので、鵜呑みにしちゃだめ。ただ、そのときは、いきなり馬鹿正直に、旦那が死んだのですがどうしたらいいですか? って銀行に質問したら、口座が凍結されるから、そういう話はいきなり銀行にするんじゃない……ってことでした)
逆に、昔、伯母が末期ガンで入院したときは、カード(ATM)でお金を下ろせるようにしていなかったらしく(今の時代で? とみんな驚いた)ので、入院のときとか当面の生活に必要なお金を(お金はたんまり銀行に預けていたのに)下ろせなくて、いとこたちは大変な苦労をしたそうです。
世の中は難しいことだらけです。
どんな落とし穴が前後左右上下に展開しているかわかりません。
なので、ちょっと、あのときは、夫婦ふたりして慌てて銀行に行って、口座の整理もしましたね……。(遠い目)
そしたら、行員さんにアプリのインストールを勧められ、インストールしましたが、使いこなせる自信がありません。
ついでにWeb通帳に切り替えるようにも勧められましたが、私は紙をこよなく愛する女ですので、書籍は電子に切り替えましたが、まだ通帳は紙タイプを愛用しております。
追記――こちら、死亡したことを銀行に隠し続けろということを推奨している話ではありません。銀行からローンを借りていたり、口座引き落としとか色々あると思います。それこそ、定期預金関係の解約は本人確認とか厳しいですし、ATMで引き出せる限度額にも限りがありますからね……。
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