5 生きるということ(4)


 ……まだまだ身内のガンについての話は続きます。

 重たい話が続いていますが、忘れてはいけないことだと思ったので、続けちゃいます。

 というか、一気に公開するにはちょっと重いネタなので、ちょびちょびね。




 身内のガンですが、初期の初期段階で、ガンの種類も厄介なガンランキングの一番最下位(ようは、一番、治癒しやすいガン)だったらしいです。それもなにやら難しい医学用語で語られてしまいました。

 漢字と発音が結びつかないのよ……。



 ただし、旦那の場合と違って、術後の治療が続くらしいのですが……。



 このときはじめて、ガンにも色々な種類があって、発生(?)する場所が違うと、色々と対応が違うということを知りました。

 大事なのは、ステージ●とかだけじゃないんですね。



 ただまあ、医療用語は難しい!

 質問したら、先生はわかりやすく言い直してくれるのですが、だったら、最初からわかりやすいコトバで説明して欲しいって思いますよ。


 お経と医学用語は難しければ難しいほど、ありがたいと感じるものなのでしょうか。


 まあ、それは、医学だけでなく、どの分野でも、それこそ、仕事でのやりとりや、ココ、小説の世界でもいえることですが……。


 専門用語や業界用語を、その分野について知らない人相に対して使う時って、ちょっと相手に対して「俺はプロなんだぜぇぇ」ってマウントとりたいときとか、疲れて(めんどくさくて)「え――い。も――これくらいならわかるよね。わかってくれるよね?」って使っちゃうとか……なのでしょうかね。

 無意識というか、もう知ってて常識って感覚なのでしょうかね。


 身内のガンの名前も、何度も聞き直したのですが、結局は最後の最後まで覚えられずでした。(なんかすごくねちっこい響きがあったのですが……)自分自身のことじゃないからでしょうね。薄情な女です。



 初代ワンコの診断名も『ヒマンサイボウシュ』で文字通り、肥満細胞腫なのですが、「うちのワンコが肥満だったから、この病気になったのですか?」って最初に聞いてしまいました。

(肥満体とは全く関係なく、うちのワンコは理想体重を辛うじてキープしておりました)

 このやりとりは、サイトでも見かけたので、かなりの数の飼い主さんが、コトバの罠にかかってしまうのでしょう。

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