第9話 無人島サバイバル 3日目
3日目、相変わらず洞窟での生活で快適にしている。特に記述するほど難しくなく特に困ったこともない。だが俺が予測した
「
らしきものはまだ起きていない。
だがまだ油断はできない。起きるとしたらおそらく今日…
明日はあまり滞在時間が長くないからな。行動を起こすならみんなが疲弊してかつみんなが油断している今日が一番適しているだろう。
「ガイズ、リールがどのあたりにいるかわかるか?」
「えぇっと…分からないや」
「わかった。俺の記憶でどこにいるか予測を立てる」
確かリールたちが向かっていったのは北東のほうだ。彼女たちは俺たちと同じように洞窟を目指していた。ならばもう一つの山の麓に行くのが最適だろう
「今日は移動を開始するぞ?もうこの洞窟とはお別れだ」
「はぁい」
「準備終わったからおっけーだよ!」
「それじゃあ出発するぞ」
俺たちは今までお世話になった洞窟を離れ移動する。
支配者がどこから現れるかわからない、いつ現れるかもわからない。早めにリールと合流するのが得策だろう。
とりあえず山の麓を回って次の山の麓へ移動する。
途中何人か生徒にあって行方を聞いてみたが今のところ一個も情報が入っていない。
「ちょっと休憩しようか」
「そ、そだね…はぁ」
「ちょっとつかれたね」
「そうだな。それにしても中々見つからないな」
少し疲労が出てくるくらいには歩いた…
「そういえばもう昼時だな」
「そうだね」
「じゃあ昼ごはんの準備するよ」
「ありがとう、じゃあ俺は食料を集めに行く」
「僕は水集めに行ってくるよ」
そうして役割分担をしてそれぞれの仕事に移る
「やっぱり食料を集めるのが楽だな」
食用の果実や野菜がそこら辺にあるな、ほんとに過ごしやすい
「よし、これぐらいでいいk……っ!?」
なんだ?今強烈な殺気を感じた。耳をすませば戦闘音が聞こえる
「これはまずいな…」
早急にガイズとアリスを連れて向かわなければ…
☆☆☆
「誰です?」
「ただの通りすがりの者ですよ」
「なんでさっき攻撃してきたです?」
すると黒いローブ、フードを被った男性(?)がにこりと笑って(?)
「そんな威嚇しないでください、ただの挨拶ですよ」
「学園以外のやつがなんでここにいるです?」
「それは…」
するとその笑みが不気味な笑みに変わり
「優秀な生徒を消すためですよ…」
するとその男性から尋常じゃない殺気があふれる
「っ!」
『
そして男を切り裂いた…はずだった
「甘いですね」
「そ、それはなんです…?」
「これですか?そんなのもちろん」
そしてその男は胸の前で印を作り…
『
「やべぇです…」
そしてリールも胸の前で印を結び
『
そして両手に鉤爪が出てきて更にそこに業火がまとわれる
リールは男の拳を警戒しながら対応する
「さすが現代最強の陰陽師、その異名も伊達では有りませんね〜」
「そんな余裕がおまえにあるのかです」
徐々にリールが鉤爪のリーチでおしていく
「やはりこの力の差は埋まらない…」
そう男はつぶやいた
「?」
『
「さぁ、本番はここからですよ」
「これはやべぇ…です…」
男は手を前に構えデコピンを弾くと
「っ!…あぶねぇ、です…」
指弾が光速で飛んだ
「おや、外しましたか。ではもう一度」
そう言って男は構える
その時…
『
「だれだ!」
「チッ、どんだけ大きい力なんだ?全部奪い取りきれなかったんだが」
「お前は誰だ?」
「俺はシヴァだ」
「ほぅ…奇妙な能力を使いますね〜」
「そういうお前はリールと同じ能力を使ってたようだが?」
「さぁ?」
「お前の能力は模倣、見た能力を自分で操ることができる、みたいな感じか」
「そうかもしれませんねぇ」
「とりあえず、お前が
「どうでしょう?私はまだ名乗ってませんが?」
「お前以外に強い気配をこの島から感じない。どうやって今まで潜伏していた?」
「戦ってみればわかることじゃないんですかねぇ〜」
「そこで否定しないのはある程度確信犯なんだろ?」
「おっと、これはやられましたねぇ〜」
「それじゃあ遠慮なくやらせてもらおう」
『
そしてシヴァVS謎の男の対決が始まる
<あとがき>
こんにちは!純怜です!
今回謎の男は使っていた詠唱?みたいなのあれ結構難しかったw
元ネタを言うと南無は経の最初に唱えるもので、富嶽抜景はかっこいいからwであとは弁財天真言、仏説摩訶般若波羅蜜多心経、光明真言の一説ですね〜
どれも仏に知恵などを貸してください、というものです!
ってことで読んでいただいてありがとうございました!
また次回おあいしましょう!
☆と♡よろしく!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます