第4話 入学
結局あの後アリスは美味しそうにチーズハンバーグを食べていた。
なにもないのはいいことだ。それよりあいつらは何だったかちゃんと問いたださないとな…
☆☆☆
「校長先生の話は長かったなぁ」
「そうだね…」
校長先生のありがたいお話が終わった後さぁ教室に帰ろうとしていたときに
「おぉいお前らぁ!」
「え?私達?」
聞き覚えがある声だな…ここは無視しよう
「無視すんなよっ!」
そして後ろから剣を抜いてこちらを刺しに来た。
「おいおい、廊下だぞ?少しは分をわきまえたらどうだ?」
「喋るなぁ!生きてるお前は殺さないといけないんだ…不敬罪だ!」
なるほど…そういうことか
「そういうことなら相手になるぞ?」
「はっ!分をわきまえない愚民がぁ」
「分をわきまえてないのはどっちだ?」
そう行って俺は構え、カウンターの体制を取ったその時…
「こらこら、ここで暴れてはいけませんよ」
「バランガ先生…!」
「誰だ?」
老人が現れ俺とカモンを止める
「私はバランガと申します。あなた達の学年の学年主任ですよ」
「それは失礼した」
「いえいえ。それよりカモンくん、これはどういうことです?」
「え…こ、こいつは俺に不敬を働きました!なのでいま不敬罪として死刑執行しています」
「それは私刑ですよカモンくん。今すぐやめなさい。」
「…くそっ!」
「それでは、そういえば君の名前はなんですか?」
「シヴァ・トルクバーグです」
「シヴァくんですね。ちゃんと覚えましたよ」
そうしてニコっと笑ってこの場を去っていく
ちゃんと覚えましたよか…
こちらもちゃんと覚えておかないとな
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