【60万PV突破!】オッサン、3人のギャルに『シェア』される!?〜元気いっぱいな美人ギャルに懐かれた平凡サラリーマン、ギャルづくしな毎日が始まってしまう〜
1-58 今年の誕生日はギャル3人と合体する予定
1-58 今年の誕生日はギャル3人と合体する予定
「じゃあさじゃあさ? オッサンとの最初のエッチはいつにする?」
3人は再びカレンダーへ目を向ける。
「みんなが大丈夫な日ってなると……ここらへんかな?」
「あっ、じゃあ、
「なんでその日なの?」
「だってこの日は……」
アヤネさんが耳打ちすると、ミサキさんとリサさんの顔がパッと輝く。
「いいじゃん! いいじゃん! ってか、その日しかないって感じ! これはもう運命じゃん!」
ミサキさんは興奮した様子でカレンダーにハナマルをつける。日付は8月3日だった。
「その日って……」
俺にとって特別な日だ。
「フフンッ、そおだよ」
ミサキさんは得意げに鼻を鳴らし、
「オッサンの
とびっきりの笑顔でそう答えた。
「みんなで一緒にお祝いしてさぁー、みんなで一緒に最初のエッチをするの! 超楽しそうでしょ!」
天使のように笑いかけてくる3人を見ていると心がすーっと満たされていく。
ああ、俺は本当に幸せ者だ。こんなに素敵な女の子たちと出会えて……。
心からそう思えた。この子たちに何かお返しをしてあげたい。
「よし! 決めた!」
「急にどうしたの? オッサン?」
「3人に提案があります!」
「提案?」
「はい! これから4人で過ごす機会が増えるなら、広い部屋へ引っ越すか、車を買いましょう! 両方は無理ですけど、どちらか片方だけなら何とかなります!」
俺が力強く拳を握ると3人は目を輝かせる。
「オッサン、それマジっ!?」
「マジです! 3人へのプレゼントだと思ってください!」
「お兄さん、スゴおーい! 超カッコいい!!」
妹の好感度も爆上がりである。
「部屋か車のプレゼントだって! ねえねえ、どっちにする!?」
3人はすぐに会議を始める。
「私は車かな。彼氏の車で送り迎えとか、すっごく憧れる」
「それ、いいじゃーん! 今日みたいな日は4人で楽しくお喋りしながら車で送ってもらえるってことでしょ! ヤバっ!」
「私も車がいい! お兄さんと車でデートしてぇ……旅行に連れてってもらってぇ……」
リサさんはすでに頭の中でドライブデートを楽しんでいる。
「ふふっ、なら車にしましょうか? 部屋は窮屈なままで申し訳ないですけど……」
「そんなの気にしないって! 今日だって、みんなで楽しく遊べたじゃん! チューだっていっぱいできたし! この部屋でも十分だぞ、オッサン!」
ミサキさんが力強く親指を立てる。
「ふふっ、じゃあ部屋はまた今度ということで……って、もうこんな時間じゃないですか!?」
時計はすでに19時半を示している。家を出ようとしてから結構な時間が経ってしまった。
「ほら、3人とも。荷物を持ってください。お家へ帰る時間ですよ? 帰りが少しだけ遅れることも、ちゃんと連絡しておいてくださいね?」
「オッサン、なんか先生みたーい」
「オッサンはちゃんとした大人なんだぞ〜、というお家の方への密かなアピールです! 忘れ物はありませんか?」
「あっ、アヤネさん! ブラジャーを忘れてますよ!」
リサさんは枕の上に鎮座していた薄紫色の巨大ブラジャーを手に取る。
「あっ、それは俺のですよ。
俺はリサさんから受け取った大切なブラジャーを愛でながら力説する。
「……」
「……」
すると、ミサキさんが静かに近づいてきて、なぜか俺の後ろへ回り込む。
ん? これは?
正面のリサと背後のミサキ。仲良しコンビに挟まれてしまった。2人ともなんか怒ってる気がしなくもない。
仲良しコンビは無表情のまま袖をまくると、腕にぐっとチカラを込める。
「そんなにデカ乳が好きか……」
「え?」
「そんなにデカ乳が好きかっつったんだああああッ!!」
「お兄さんのバカあああああああッ!!」
感情を爆発させた2人の伸ばした腕が前と後ろから突っ込んでくる。
あ、オワタ……。
次の瞬間、タッグギャルの無言の連携によるクロスラリアットが見事に炸裂したのだった。
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