【60万PV突破!】オッサン、3人のギャルに『シェア』される!?〜元気いっぱいな美人ギャルに懐かれた平凡サラリーマン、ギャルづくしな毎日が始まってしまう〜
1-25 オッサン、巨乳ギャルのギャル友に囲まれる
1-25 オッサン、巨乳ギャルのギャル友に囲まれる
「おっ! アヤネじゃん!」
駅前のショッピングモールにて。巨乳ギャルことアヤネさんと腕組みデートを楽しんでいた俺は案の定、彼女のお友達4人(全員もれなくギャル)と出くわしてしまう。
「へえー、これがウワサの年上彼氏か……」
俺はギャルたちに囲まれて品定めされる。い……息ができん!?
「ギリ合格!」
と、彼氏としてのお墨付きをかろうじてゲットできてホッと安心したのも束の間。
「オジさんってさ、エッチ上手だったりする?」
などと、初対面ながらトンデモ質問をブチ込んできたお友達に『お試しセックス』なるもののお誘いを受けたところで、すかさずアヤネさんが止めに入る。
「じょ、冗談じゃーん……。そんな怒んないでよぉ、アヤネぇ……」
「ヒビキが言ったら冗談に聞こえないから」
今の高校生は進んでるんだなー、と微笑ましく2人のやり取りを眺めていると、別のお友達が耳打ちしてくる。
「アヤネはねぇ、
とびっきり有益な情報をいただけたことを感謝しようとすると、怖い顔したアヤネさんが飛んでくる。
「ちょっとノア! あんたも!」
「私は違うって。彼氏に教えただけだよ、アヤネがドMだって。ちなみに私はS! イジメてほしかったら、いつでも言ってねぇ、お・に・い・さ・ん♡」
「ちょっと、アンタねえええええッ!?」
顔を真っ赤にして怒るアヤネさんは初めて見る。怒った顔も可愛いなー。お友達には感謝しないとな。
「じゃあね、アヤネ! 大好きな彼氏とごゆっくりぃー」
離れていく4人へ向かって俺が手を振る一方、アヤネさんはしかめっ面で彼女たちを見送る。
「会わせるんじゃなかった……」
「俺は良かったですよ、アヤネさんのお友達と会えて。みんないい子じゃないですか」
「オジさん」
なぜかアヤネさんにジト目を向けられる。
「あの中の誰かと、2人きりで会ったら許さないから」
「いや、会いませんって……」
ほんのちょっぴり、Sの子にイジめられたいと思ったことは内緒だ。
「機嫌直してくださいよ、アヤネさん。せっかくの美人が台無しですよ?」
俺は彼女の頬を指で軽く摘んでみる。お肌がスベスベモチモチで気持ちいい。
「ちょっと、やめてよぉ……くすぐったいってばぁ」
彼女は俺のフニフニ攻撃から逃れると、照れくさそうにしながら腕に抱きついてくる。
「もー、オジさんには敵わないかも」
「まあ、彼氏ですからね」
「ねえ、あの子とはどこで待ち合わせなの?」
「駅の反対側のファミレスです」
「けっこう近くなんだ。なら、もうちょい大丈夫だね。時間ギリギリまで一緒にいていい?」
「もちろん」
俺は彼女と一緒に駅前の広場へ移動する。
「あそこにしよっか」
アヤネさんとともに少し暗がりにあるベンチへ腰掛ける。すると突然、彼女が首に手を回してくる。
「アヤネさん!? ちょっ、どうかしましたか!?」
「ごめん、オジさんの
「匂いっ!?」
彼女は俺の首元に顔を深くうずめる。
「やっぱ私……オジさんの匂い……すっごく好きかも。ヤバい……」
彼女は俺の首筋に深い鼻息を吹きかけながら、ご自慢のGカップをギュウッと押し当ててくる。
「ア……アヤネさんん!?」
俺はどうしていいか分からず、その場で固まる。
「ごめん……もうちょっとこのままでいさせて……」
「わ、わかりました」
俺は彼女へ体を預ける。しかしながら、顔の周りは女の子特有の甘い香りでいっぱいだし。耳元では時々『最っ高ぉ♡』などと色気たっぷりに囁かれるし。もう、どうにかなってしまいそうだ。
そのまま15分ぐらいが過ぎただろうか。広場の時計が19時45分を指している。
「アヤネさん、そろそろ……」
彼女の背中を軽く叩いて合図する。
「そっか……オジさん行かないとだもんね……」
彼女は名残惜しそうに体を離した。
「オジさんの匂い、ずっと嗅いでられるかも」
顔を上気させたアヤネさんがトロンとした瞳で見つめてくる。キスしてしまいそうになった俺は慌てて顔を背ける。
「あ、汗臭くなかったですか?」
「全然。むしろ『オス』って感じで超そそる」
「オスッ!?」
「デートのときは匂い嗅いでもいい?」
「それは別に構いませんけど」
「1時間でも?」
「1時間んんッ!?」
「冗談だって」
アヤネさんは微笑みながら立ち上がると俺の手を取る。
「行こ。時間でしょ?」
俺は彼女に連れられて駅の改札までやってくる。別れ際、彼女はもう一度俺の首へ腕を絡ませる。
「次はいつ会える? 明日?」
「明日はちょっと……。明後日の日曜日はどうですか?」
「日曜かぁ……お母さんと出かける約束してるんだよね」
「なら、そっちを優先させてください」
「わかった。早めに終わったら会ってくれる?」
「もちろん。連絡くださいね」
「オジさん、大好き」
アヤネさんは最後に俺の首元の匂いを堪能してから体を離す。
「あとでラインするね」
彼女はストラップのついたスマホを軽く振ってバイバイすると笑顔でホームへ降りていった。
俺は体に残る彼女の柔らかな感触をほのかに感じつつ、もうひとりのギャル――ミサキさんの待つファミレスへと向かうのだった。
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