『リパブリック讃歌』の替え歌(今回は無題)

『リパブリック讃歌』または『ジョン・ブラウンの亡骸』より

(該当曲の著作権消失を確認済み)


1.綺麗な写真を 撮りたくば

少しはカメラに こだわろう

ネットでポチるも いいけれど

ちょいと新宿 行ってみよ


2.手に持つカメラは おろしたて

何を撮ろうか 迷ったら

風が花びら 持ってきた

今日は桜の 開花日だ


3.アルバイト先は 海の家

休憩もらえば パシャパシャと

風景 建物 おやじさん

今の写真は 今撮ろう


4.どこからともなく あらわれた

ビキニがカメラを ひったくる

返せといったら あっかんべ

返してほしけりゃ つかまえな


5.いちょうの並木を 歩きたい

あの子のわがまま 聞いてやる

オリーブカラーの コート着た

あの子へ降る降る 黄色い葉


6.雪夜に決行 プロポーズ

かじかむ手から 薬指へ

やっぱり演出 さぶかったな

はなも おめめも まっかっか


7.新婚旅行は みよしのへ

三脚 タイマー はなふぶき

彼女に顔ごと 奪われて

キスの写真の できあがり


8.我が子に写真を 見せてみる

パパはここには いないらしい

"この人"パパより かっこいい

笑う妻見て なによりだ


――――おはり――――


以下筆者の解説

タイトルは良いのが思いつきませんでした。

ちなみに、これを作った理由はYouTubeで高木ブーさんの歌う『グローリー・ハレルヤ』を聞いていたことに由来します(もちろんこちらも替え歌です)。

高木ブーさんの歌う『グローリー・ハレルヤ』はこちらです

https://youtu.be/jACZCLU_VRQ?si=pDuwDuzjO8XhUrpm


ドリフターズはバンドでもあるしコントもする。なので替え歌は軽妙なんだけど年代によっては郷愁みたいなものを感じるのです。(人によっては経験していなくても何故か、です)


ちなみに、

カトちゃん(何故か加藤さんと呼ぶことに違和感を感じるので……)の歌うグリーン・グリーンの替え歌はちょっと怒られそうなので紹介だけに留めますが、歌詞が露骨で笑ってしまうというか 笑(それがドリフターズなんですけどね)

あれだけ露骨な歌詞なのに少し人生観みたいな何かが漂っているのは何故でしょうね 笑


今回の歌詞はストーリーとして考えると急ぎすぎな時間経過ですが、そこは作詞の都合上です。まぁいいかとも思いつつ書いてました。


個人的にこだわったところ

・ストーリー性を持たせる

・「みよしの」という語を使いたかった

・春夏秋冬を感じさせたかった

・ドリフターズの方々が歌ってそうな雰囲気を出したかった


です。

今回は以上です。

どうもありがとうございました。

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