第2話別れる

今回のその時は、2001年一月一日です。

当時、高校2年から付き合っていた彼女がいた。

看護師だった。

頭の良い女の子で何かと僕を小馬鹿にしていた。

僕は働いていたが、ブルーカラー。

彼女は、ホワイトカラーじゃないと、仕事じゃないと言っていた。実にプライドの高いヤツだった。

結婚の話しが出たが、僕はまだ様子を見たかった。

彼女は、クリスマスに13万円のバッグをねだり、買ってきてあげた。そして、一人で年越し蕎麦を食べて、いよいよその時が来ます。

2001年元旦、突如、彼女が僕を部屋から追い出す。僕は怒り、部屋をめちゃくちゃにした。

バッグも買ってあげて、1週間後には別れてしまった。

26歳の僕は喪失感に襲われた。

間もなく、彼女は他人と結婚したと聴いた。IT関連仕事をしている、男だった。

彼女は、浮気をしていた。

その時は、忘れられない悔しい思い出である。

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