第3話 運転練習

翌日、僕はスーパーの買い物に

車で出掛けた。

今日はあいにくの大雨で突風も吹いている

スーパーは家から3kmほどで行けるため

練習にはピッタリだ。

家を出ると1km先には交差点がある

広くて見通しが良いから運転しやすい。

交差点を通過し、2km地点まで来た。

この先には狭い道があって周りには

二階建ての建物が隣りあっているため、

見通しが悪い。そんな状況のときは

教習の先生に教わった(停止線の前で

一時停止をしたあと、左右に注意を向け、

ゆっくり前進をし、安全確認する)ことを

意識して無事通過できた。

見通しの悪い道を抜けて2.5km地点まで来た。

この先は交差点があり、右に曲がったところ

の0.5km先に目的地であるスーパーに着く。

交差点の信号は赤のため停止線の前で

止まった。

右手側の歩行者用の青信号が点滅した時、

前方の車からアクセルを踏む音が聞こえる

音の聞こえる方のフロントガラスを見てみると焦っているのか落ち着きのない表情を

していた。

歩行者信号が赤になり、車の信号機が

青になった。

すると前方の車が飛ぶ鳥を落とす勢いで

前進してきた。

その瞬間、車のタイヤが

水溜まりによって滑り、車が横向きになって

こちらに向かってくる、僕は横に避けようと

試みたが相手の車が横向きになったため避けられず衝突した。

お互い横向きの衝突だったためガラスの破損はなかったがドアミラーが壊れてしまった。

交差点で発生してしまったが車の通りが

少なかったため二次災害にはならなかった。

まだ車を買って1週間も経っていなかったのに

ドアミラーが壊れてしまったため修理に

出さないといけない。

避けられない事故に遭うなんて、、

そんな気持ちで胸がいっぱいだ。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る