第2話 車との出会い
車を購入してから1週間が経った。
僕は車を取りに販売店に向かうとそこには
漆黒色のミンテがあり、横には他の車が並ぶ なんだか不思議でミンテだけが
他の車と違って存在感を解き放っている。
僕自身が気に入っているからなのだろう。
車に搭載されている機能の説明を受けるため
僕はミンテに乗車した。
ミンテの座席に座ってみるとなんだか不思議
で王子様の気分になってきた。
それは座席に使われている革がクロコダイル
の皮で触り心地がとても良かったからだ。
次に目に入るのはハンドルだ。
三角形の形をしたハンドルでそれぞれの角に
ボタンが付いていた。
頂点の角のボタンを押すと上に付いているライトが虹のようにカラフルにピカピカと光り出した。使い道は限られるが気分が落ち込んでいる時に 使ってみようかな。
次に左端の角のボタンを押すと背中に違和感を覚えるようか圧力を感じた。
座席の背中部分を見てみると左右に3つの丸い
柱が付いていてランダムに回転していた。
見た目はシュールだがパワーを感じた。
最後の右端のボタンを押すとハンドルの右側に付いている引き出しが空き、そこには
メガネが置いてあった。
気になってかけてみると目に入る光が少なくなって視界が広くなった気がする。
これはサングラスなのだろう。
快適な運転には必要不可欠なものだ。
早速、販売店を出発するため準備にかかる。
ブレーキペダルを踏みエンジンをかける
すると車内に重低音が鳴り響き、振動が
足から伝わってきた。
そしてドアミラーを広げ、ブレーキペダルから
足を離し、レバーをドライブモードに
シフトチェンジした。
アクセルペダルを踏み、車を発進させた
発進する時のアクセルペダルを踏み方は
マシュマロを噛んだ時の感覚と教習で教わったことを思い出す。
ここから僕は車での通勤が始まるぞー
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