敵の

 ルノとリノがいちゃラブしている間。




「……ふぅむ、うちの倅は何をしているのかねぇ?」




 とある場所において、一人の男が声を上げる。


「総大将。我ら、攻撃準備が完了いたしました」


 そんな男の元に一人の副官が近づいていく。


「おう、それじゃあ下の連中についても話しておいてやれ」


「了解いたしました」


 男の言葉に副官が頷くと、そのまま引き下がっていく。




「良いねぇ……楽しめると良いのだが」




 そして、再び一人となった男は視線を下の方向に送るのだった。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る