このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(135文字)
1年前、同級生が殺されてしまった事件の謎を追う物語。1人1人に話を聞いていく中に伏線があり、とても面白かったです。ミステリーに触れてこなかった人や、ミステリーが苦手な人でも読みやすいストーリーだと思いました。
作者は短編といってますが、私は中編と思いました。短い短編だと、物足りない感じがしますし、長編だとどうしても中断があり、そのままお蔵入りになったりして(展開や複線に面倒くさい感じがあると)。この作は、メリハリが効いていて、とても読み易いです。一気に読んでしまいました。読後感もいい。面白いです。お勧めです。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(219文字)
最初に告知されている書き方がミステリーとすごいマッチしていると感じます。2万文字以内という宣言のもと、日々綴られていく上に一話のボリュームをとても読み手に配慮している文字数です!だからこそ、全力で『テーマ』に集中することができます!さらに言えば人数さえも絞り込んだ状態であり、ミステリーならではの臨場感をすぐにでも味わえる稀有な作品です!逆に予想などのコメントを控えたくなるため、ふんわりレビューとなりますが、残りの文字数でどう展開していくのか楽しみな作品です!