第3話

恋って不思議


世の中余裕がない人もいっぱいいるけど

心に余裕があるときの方がステキな人に出会えるみたい。


幸せになりたいって相手に求めるんじゃなくて自分一人でも満たせるようにしとく


私が彼を幸せにする!


彼を好きになれて私は心が強くなれた気がする


彼から返信がなかなか来ないときも彼を信頼してるから ずっと待ってるよ


私は彼を好きになれてから死にたいと思わなくなったよ


朱里「まず、くじ引きやりたい!」


誠人「いいねぇ〜、やろっか!」


沢山のくじが箱にある中で、朱里は感覚的に当たる気がするものを見つけた。


朱里「…じゃあ、これ!」


店員さん「おめでとうございま〜す!

なんと、特賞の特大ぬいぐるみが当たりました!」


周りの人達もみんな、すごーい!と言って拍手してくれた。


誠人「すごいじゃん!特大ぬいぐるみ!」


朱里「大きいくまさんだねぇ〜

だけど、どうやって持って帰ろっか。」


誠人「宅配便…とかできるかな」


店員さん「専用窓口があちらにありますので宅配便できますよ!」


そして2人は特大のくまのぬいぐるみを宅配便手続きしたが、思いのほか時間がかかった。


誠人「なんか疲れちゃったね!次はカフェでちょっと休もうか!」


朱里「そうだね!まだ何も乗り物乗ってないけどね!」


アハハハ…!!

2人は笑い合った。


そしてカフェに着き、タッチパネルで注文しようとしたときに朱里は感覚的に違和感を感じた。


誠人「…あれ?このタッチパネル上手く反応しなくなっちゃった」


朱里「ほんとだね。店員さん呼ぼうか。

すみませーん!」


誠人「…あ、このタッチパネル上手く反応しなくなっちゃって…」


店員さん「すみません、このタッチパネルちょっと故障してるみたいですね。すぐに新しいの持ってきますので少々お待ち下さい。」


朱里「…誠人、実はさっきの特大ぬいぐるみが当たったときもそうだったんだけど、自分の感覚的に当たる気がするってくじ引いたら本当に当たったり、こうなる気がするって思ったことが本当にそうなったんだよね、タッチパネルも。」


誠人「…すごいね。なんか超能力みたいだね。それを何か良い方向に活かせたらすごいよね。」


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