交換日記の話
初めて交換できたら、書こうと思ってた話があるから書くね。
実はさ、交換日記って初めてじゃなくて、やったことがあって。
あれね、あの紙媒体の奴ね。まあ、小学生の時なんだけれども。
当時異性と交換日記してさ、ウキウキじゃんか!で、なんなら相手の事好きだったわけで、交換日記できるってことは相手もまあそれなりはこっちの事好きなのかな。とか思ってたわけよ!人間になる前の小学生の俺は!
で、こっちは嬉々として自分の好きな話しかしねえの!もうコントで見るみたいな小学生の文章!「あの、ロボがカッコいいけど、〇〇は観た???」みたいな!しかもそれが、ヒエログリフもびっくりのきったねえ字で書かれてるわけ!そりゃ、嫌気も差すよな!
でさ、まあ、最初はたぶん本当に好いてくれてたんだけどさ、高学年になるにつれて、たぶん気付くわけよ。「あれ、コイツぼんくらじゃねえか!」みたいなことね!で、そっから"友達でいようねムーブ"になっていくわけ!俺は当時ショックでさ、でもね、それがあるから今があると思うんだよね。多分ね、大人になってからあんな目に合ってたら相当拗らせてたと思うわ。
だからその人には、めちゃくちゃ感謝してるんだけど、それはそれとして、俺のことは完全に記憶から消してもらえるか、いい思い出とまでは行かなくても悪くはないくらいの思い出になってると嬉しいなと思う。いや、忘れて欲しいわ。怖いわ。いや、本当すいませんでした。
でもね、主観的に美化されている可能性があるから、相手からしたら最低の思い出の可能性もあるわけでね。もう連絡は取ってないけど、せめて楽しく生きていてくれたらそれで満足ですよ。
だからと言って、この交換日記でやり直しなんて、高尚な事をするつもりも無いんだけどね!その資格もないと思ってるから!ヒエログリフがネット上だから何とか読めるようになってるだけで内容の自己中っぷりは相変わらずだしさ!でもね、なんか適当に残せていけると良いな。
でも正直、交換日記って本来コミュニケーションなのにちゃんとコミュニケーションっぽいのが取れたの、昨日の回が初だし、途中から脱線してすごいドリフトがかかるしコミュニケーションとは言い難いから申し訳ないと思いつつ、気軽にやりとりを顔の見えない誰かとできんのは楽しい!だから交換日記面白い媒体だよな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます