朝のジャンプの話
毎週月曜に近くの喫茶店で週刊少年ジャンプを読むルーティンがあるんだけどさ、いつもやってる喫茶店が今週は休みでさ、でも来週には次の刊が出ちゃうからコンビニで仕方なく買ったわけ!
で、帰り道朝だからこれから仕事に向かう人とか学生とかとすれ違うのよ。で、その時にみんながカバンとかちゃんとしたの持ってる中、目の前からジャンプを袋に入れたやつがヨタヨタ歩いてくるでしょ?なんだコイツ平日の朝からジャンプ持ってフラフラしやがってみたいな視線をね、感じるわけですよ!幻覚だよ!幻覚な自覚はあるよ!
でも平日の朝からボンクラがさ、菓子パンとジャンプ袋に入れて目の前から来たら「もっとしっかりしろよ!」とか思わない?思わないか!なら良いや!
でも多分これから会社とか学校に行く人を目の前にしてジャンプぷらぷらぶら下げながら「今週のワンピースどうなるんだろ?」とか考えてる自分が後ろめたくなったんだろうね。でも、働くんだぞ?帰ってからさ!リモートワークって奴だから!
でもそういう自分だけ場違いな時の気まずさってさ、あるよね。私服でお越しくださいって書かれた面接会場に一人だけスーツで来ちゃった時とか、前の人が連続でチキンだったのにビーフ食べたいときとか、友達がPS5の話してるのに自分がxboxしか持ってないときとかさ。もう、孤独と疎外感と罪悪感がすっごい押し寄せて来ない?
そういう場違い感を乗り越えて、手にしたものにそんなに価値が無いことに気づいちゃった時の絶望感ね。逆にビーフがめちゃくちゃ美味かったら最高なんだけどもそうじゃないこともあるわけでさ。もう、そんな時はあっちにしとけば良かったわぁ~みたいな気持ちになるんだよね。
でもジャンプにはその価値があると思うから俺は買うけどね!!
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