第13話馬鹿息子

息子が勉強しないでゲームばっかり。来年、高校受験なのに、何を考えているのか?

注意しても、馬耳東風。

通知表も殆ど1。僕は1を取った事がないので、逆に感心すらする。

ま、勉強は必要だからするし、問題が解け時の嬉しさに気付けば、勉強し始めると思うのだが。

ため息が出る。

私立の高校だろうから、僕は転職を急ぐのだ。

馬鹿でも良いから、公立の高校に進学してもらいたいと、嫁さんと願っているのだが、息子は他人事のようにゲームを続ける。

ま、嫁さんが部屋でゲームをするので、息子はそれで良いと勘違いするのだ。

嫁さんも、私立だ。

大学受験を生き抜いた僕からすれば、勉強を舐めてる。

病気して、良い仕事に就いてない僕を馬鹿にする。

大学出ても、病気すれば私立以下の仕事になると。

でも、見とれ!

頭なりの会社に再就職するから。

その時に、僕を笑えんだろ。

健康第一だが、同じくらい勉強も必要なことを身を持って証明してやる。

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