死神の仁義

saito sekai

面白く、真面目である。

此処はある自殺の名所。茫然自失な男が佇む。それを空から凝視する死神の姿があった。


「なかなか首吊らないなぁ…」早く魂を頂きたい死神ZOZOは焦れったい気持ちでいる。そんな様子を見ていた他の死神ビボガが「いっそのこと、強奪したらどうだ?あっちはもう、この世には未練ない感じありありじゃないか…」その言葉を聞いたZOZOは真面目に答えた。


「それは仁義に劣る」 END




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死神の仁義 saito sekai @saitosekai

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