タイトルに惹かれて読み始めたら止まらずに最後まで一気に読み進めてしまいました。選んだ言葉ひとつひとつが想起するイメージが重なり合い、描き出す世界は色鮮やかというよりは単色の、グレーがかっていたり、くすんでいたり……その中に散りばめられた「ことば」という宝石が輝くのでしょう。想像力を掻き立てられ、私も小説書くの頑張ろう……と思えました。林檎の詩がお気に入りです。