7話

遅くまでカラオケで時間を潰して家まで帰っていると家の前で誰ががたっていたので不思議に思い物陰に姿を隠して様子を伺っていると雲が晴れて月明かりが差し込んできた。その場にたっている人物を見てその手に握っている銀色に反射しているナイフを見て驚いて後ずさった時に木の枝を踏んでしまって音がなった。

「蒼君どこ行ってたの?」そう、明るい声でこっちに声をかながら近ずいてくるユウキに俺は、

「なんで、ナイフなんて持ってんだよ」

と言いながら後ずさっていたが壁に当たってしまい下がれなくなってしまう。

「このナイフは蒼君を殺すために買ったんだ」

と嬉しそうに近ずいてくるユウキを跳ね除けて逃げようとしたが、足に酷い痛みがはしりその場に倒れてしまう

「蒼が悪いだよ」そういい上にまたがってきたユウキを見ながら言葉に詰まっていると

「蒼は私の彼氏なのに私を見てくれないから紅羽ちゃんを殺したのに、それでも私を見てくれるんじゃなくて紅羽ちゃんの写真を大切にしてるから…」

そう言ってくるユウキ驚き

「紅羽を殺したのか?」と聞き返すと「そうだよ」とユウキが答え

「蒼が見てくれないなら私が蒼を殺して永遠に私の蒼にするの」

そんなことを笑顔で言うユウキに恐怖を覚え、逃げようと右手に力を入れ押し返そうとしたがそれよりも早く俺の首をナイフが切り裂いた。

「愛してるよ」

そんなユウキの言葉と共に俺は死ぬのだった。

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