2023年の捨て活の失敗と反省

 ちまちまと捨て活をしている中で反省点がある。遅々たる捨て活がそもそもの反省ではあるのだが、自分に甘い私でさえ、さすがにこれはよくないと思ったことが二つある。


●●ついつい買ってしまった●●

 捨て活動画で捨て熱を高めていることは先に述べたが、お気に入りの方が、買ってよかったものなる動画をあげていた。ものを厳選して少なく暮らす方がよいと思ったもの、ということだ。

 その中で紹介されていたアイシャドウとモバイルバッテリーを買ってしまった、熟考する前に。


 たしかに2WAY、3WAYで使えるコスメがあればなあと思っていた。アイブロウ、アイシャドウ、チークにも使っている、というのは願ったり叶ったりだった。とはいえ使用中のアイブロウはまだまだ残っていたのだ。

 同じくモバイルバッテリーも買いたいとは思ってはいた。防災の意味でも用意しておくべきだし、小さいサイズも魅力的だったし、どれがよいのかわからなかった私には朗報だった。


 しかし。どちらもポイントで買えるから、とか、セールだから、という理由で、迎え入れる準備もしないまま買ってしまった。それでも、すぐに使えばよかったのだけど、今もまだ開けていない状態だ。

 やはり、今使う、必ず使うという段階になってから買うべきなのだと反省した。


●●机の上をカオスにしてしまった●●

 最初から全然ものがないという状態ではなかったのだが。それでも、ここまで散らかるか、という状態にしてしまったのは反省しかない。

 なぜそうなってしまったか振り返ると、いくつか原因が思い当たるのだか、すべては「とりあえず置き」に原因があるのではないかと思う。「とりあえず置き」してしまったものは次のようなものだ。


①すぐにまた使うもの

 毎週使う、またすぐ使う予定がある、というものを、しまうのが面倒で「使う一式」として毎回机の上に置いていた。そうするとまるで、机の上が定位置かのようになってしまった。


②収納ケースから出したもの

 捨て活している中で、収納ケースの中身を出して選別をしたものがある。中身の大半とその収納ケースを手放した結果、残すことになったものをとりあえず机に置いてしまった。新たな住所をもたないそれらに、新しく住所を指定しないので、いつまでも机の上に居座っている。


③買ったもの

 買ったけどまだ読んでいないのでしまっていない本、買ったけどまだ開けていないもの、買って使っているけど住所が定まっていないので片づかないもの、など、にわか住まいとして鎮座し続けているものたち。定住先が見つかるまで、出ていくことができない。


④必要な書類

 書類はすぐに選別して捨てる。後回しにしてはいけない。その重要性はわかっている。わかっているのだが。

 書類は整理して、取っておかないといけないものなのだが、しまう場所がまだないのでとりあえず置き状態。

 あるいは、これから初回ログインや登録が必要な、そのための書類なのだがまだやっていない(もしくは期日が先でまだできない)。一旦しまえば絶対に忘れるので、終えるまでは片づけられない(しまう場所もまだない)。



 そんなこんなで、机の上がもの置き場と化した。

 ごみの落ちているところは捨ててよい場所としてポイ捨てされるという話を聞くが、その心理がよくわかる。無造作にものが置かれているところは、ものを置いてもよい気がする。一時置きに対する危機感や罪悪感が薄れたことも否めない。


 まずは一つ一つものの住所を決めて、机の上のものたちを撤退させたい。すぐにやらねば、とまずは本を本棚にしまうなど、住所のあるものだけは片付けた。

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