オリンピック柔道
クソ、マジでクソ。こんなの柔道じゃない。
明らかに力不足、判断力不足、特定の選手をひいきしている様に見える審判団。指導の取り方や、技ありの判定、全てにおいてお粗末。
柔道素人だけど、中学生の試合で審判やってた学校の顧問の方がよっぽど正確な判断が出来ている。
それに選手もそう。まてがかかっても締め続ける選手に、負けたからと言って畳の上で動かなくなる選手、勝って観客にアピールする選手、勝って叫んで畳の上で騒ぐ選手。『柔道』という武道として競技になっているのに、これは武道ではない。武道の共通理念である『礼』の精神に反する。
柔道を作り出した嘉納治五郎が見たらがっかりするぞ? 「柔道は、こんなスポーツじゃない」と言って。
『礼』から少し離れるが、選手の戦い方も癪に障る。しっかりつかんでいない状態での足掛け、大内刈りから沈んで逃げるを繰り返す、明らかな技のかけ逃げ、ヘッドダイビングの多発。
それから、危険な肩車、逃げの巴投げ・すみ返し、力業の放り投げも個人的には好きではないが、これはまあいいだろう、その選手の戦い方とかもあるから、とやかくは言うまい。
だが先述したものは、柔道のルールに対してグレーなゾーンや、日本の大会だったら反則になるような行為が多い。武道としての柔道が出来ていないどころが、競技としての柔道すら成立していない。
柔道の国際大会は、昔からその質の低さが問題視され、どうやら2024年になってもそれは解決していないよう。世界中に柔道が親しまれるのは喜ばしいことだが、形ばかりが伝わってしまい、本質は全く広まっていない。その中途半端な拡散が、今回のオリンピックを生んでいる。
一度、せめて審判団がある程度成長するまで、『柔道』と言う競技をオリンピックから無くすべきなのではないかとすら考えてしまう。
それから、今回の柔道の試合で他に気になったのは、SNSだ。もう今更言うまでもないが、「柔道の精神が~」とべらべらと語るくせに、その本人には一切武道の精神が感じられない。
終わった試合をほじくり返して、誹謗中傷や相手選手の批判を行う、なんでもかんでも日本人差別だと騒いで審判の判定に文句をつけるやつ。目に余る。
勿論、言いたいことがあるのは分かるし、審判を批判する気持ちも分かる。だが、誹謗中傷や、それを理由にこの選手を勝たせろは、違う。
「武道の精神を守れ」と叫ぶのならば、まずは己がその精神を身に着けてから話せ。自身が出来ないことを言うだけなど、武道家の風上にも置けない。恥を知れ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます