第27話

むかしむかし

あるところに金太郎が住んでいました。いつも元気いっぱいで山を走り回って遊んでいたのです。

ある時、川に遊びに行くと大きな桃が流れてきたので、早速拾い上げました。

家に帰ると早速切ってみると中から男の子が出てきました。

「こんにちは」

「君は誰だい?」

「僕は桃太郎です」

「そうか、よろしくな」

「ところで君の名前は?」

「俺は金太郎だ」

「そうですか。」

「お前なんで桃の中に?」

「仙人に騙されまして」

「仙人は悪いやつなのか?」

「まあそうですね」

「退治しに行くか?」

「え?いいの?」

「こんな可愛い男の子を騙すなんてとんでもねーやつだから退治するしかないだろ」

「ありがとうございます」

こうして2人で仙界に向かいました。

「すみません」

「はいはいなんですかな?」

「ここにこの男の子を騙して桃に閉じ込めた悪徳仙人が居るらしいのだが」

「それは儂だ」

構える2人。

「はーい!ここで始まりました!仙人VS2人の男のお料理勝負だ」

「「「いやしないから」」」

3人は意気投合してしまいそのまま仲良く暮らしました。

めでたしめでたし

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