第4話
むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんの二人家族がいらっしゃいました。
ある日の朝おばあさんはおじいさんのためにお弁当を作り持っていくことにしました。
でも道の途中にある森の中に入ってしまい困っていると後ろから何かに追われている男の子を見つけました。
助けなければと思い急いで駆け寄り見るとどうも鬼らしいです。
おばあさんは恐ろしくなり腰を抜かしてしまいました。
しかし勇気を出して立ち上がり必死に逃げました。
すると今度は目の前に大きなイノシシが現れ襲ってきました。
おばあさは恐怖のあまり足がすくみ動けなくなってしまいました。
もうダメだと思い覚悟を決めた時ふと隣を見るとなんとその男の人が庇ってくれたのでした。
そのおかげで無事助かりました。
ところが怪我を負ってしまいました。
そこでおばあさんは手当をしてあげました。
そうして二人は仲良くなり一緒に暮らすようになりました。
しばらく経って二人は子供が欲しいと思うようになったためおじいさんは山へ芝刈りに行きました。
おばあさんは川へ洗濯に行きました。
しばらく待っているとお爺さんが帰ってきました。
話を聞くとお婆さんがいないというではないですか。
慌てて探してみたら近くの川に倒れていてすぐに家に運び込みました。
息はしていたものの酷い状態だったためすぐに医者を呼び診てもらいなんとか一命を取り留めることができました。
数日後には目を覚まし元気になりまた二人で暮らし始めました。
しばらく経ち二人は子供ができたことを知りとても喜び合いました。
おじいさんは山へ芝刈りに行きおばあさんが川の水汲みに行きました。
しばらく待っていましたがなかなか戻ってこないため心配になり迎えに行くことになりました。
辺りを探してみると川のそばで倒れていました。
すぐ家に連れて帰り医者に見せました。
なんとか持ち直したもののまだ危険な状態が続きました。
そこでおじいさんは毎日のように看病をし続けました。
一週間ほど経つとなんとか峠を越え元気になりました。
その後三人とも無事に元気な女の子が生まれました。
めでたしめでたし
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