第33話 ガルチ村に到着

ゴブリンの根絶やしから4日後とうとう、ガルチ村に到着した。

24日の大移動だったが、魔物の討伐でステータスが爆上がりしていた。

今のステータスを確認する。

(ステータス)

※※※※※※※※※※※

名前 ヴァルグード・リートゥス

年齢 5歳

種族 ヒューマン

性別 男性

職業

Lv、18

生命力 48

魔力  36(練気力 120万 神力60万)

攻撃  48

器用  41

俊敏  45(スキル使用時150)

防御  56(スキル使用時540)

知力 157

精神 146

運  110

〝スキル〟

ステータス

身体強化

身体金剛

痛覚耐性

縮地

分解

耕土

拘束

圧縮

抽出

撹拌

スクリーン アクティブ枠«隠蔽»«解析»«顕  微»«透視»«※遠見»«地図»

      パッシブ枠«検索»«鑑定»«人物照会»«多重発動»«※感知»

インベントリ «容量∞»«時間停止»

全属性魔術 «火球»«水球»«風球»«土弾»«火矢»«水矢»«土矢»«風刃»«水刃»«火槍»«水槍»«風槍»«土槍»«雷槍»«火壁»«水壁»«風壁»«土壁»«竜巻»«水波»«光球»«光槍»«光線»

«治癒»«解毒»


〝祝福〟

創造神の加護

智慧神の加護

※※※※※※※※※

(終了)

レベルが18まで上がっていた。

ステータスも5歳にしては高いステータスになっている。

ガルチ村に入り代官屋敷に向かう。

代官屋敷は石積み造りの2階建てで1階には厨房、執務室、応接室、執事室、使用人室が2つ、トイレは個室で4つ、食堂、エントランス横に警備室、階段があって階段下に用具室

2階は個室が6つあった。

ベットやタンス、椅子やテーブルと生活するのは問題ない、少し修復すれば使えそうだ。

取り敢えず此処を復興本部としよう。

「皆んな聞いてくれ! 此処を復興本部とする。

僕は、2階の一番奥にある部屋を寝室にする。

副代官になるオデットは2階のどれかを寝室にしてもらう。

ゆくゆくは家を近くに建てる

それまで仮使用で使って欲しい。

エーデルトは階段すぐの部屋を使ってくれ、エーデルトにも家を建てるまでの仮部屋だ。

ウィリアムは執事室を

テリーとハンスは使用人部屋を個室で使ってくれ。

メイドには別の家を使って貰おう。

騎士たちは一旦ロスランに向かって別行動をしている班を連れてきて欲しい。

振り分けはこれで良いかな?」

副団長改め副代官オデットが

「復興本部の配置は問題ございません。

屋敷の整備はメイド達と合流してから行いましょう。

まず手を掛けなければ行けないのは、崩れた家燃えた家などの撤去を始めましょう。

整地したのち道を整備しましょう。」

「また道かぁ~。

取り敢えず今日はこのまま解散して1日休養とする。

明日、朝8時にここに集合という事で本日は以上、解散!」

こうして各々振り分けた部屋に行く。

騎士達は空いて使えそうな家に入ってもらった。

私は村を周って見ることにした。

代官屋敷に隣は村役場施設その前はロータリーになっていて、村の配置では南側中央って所、裏は少し草原があり更に南に我々が作っていた道がある。

屋敷の裏手が領都へ続く道の終着点となった。

これを役所の脇には通してロスランに続く北側の路に繋ぐ。

東側にはダンジョンがある海の方角に道を作る。

西側は作物を作る耕作地に使用。

こんな感じで開発はダンジョン側に商店街と宿屋地区に西側に農民の住居を造り北は工業地区としよう。

石造りの住宅が20件ほど木造建築の建物が主流で東側の住宅は何件か消し炭になっていた。

取り敢えず、道を通すのに邪魔な家は取り壊す。

「分解」を唱えると木と一緒で、土壁と柱や梁に使われていた木材も全て粉々にした。

パウダー状になった家の残骸をインベントリに収納した。

ここで木のパウダーと土のパウダーができた。

これを柱梁壁にしたい。

今は撤去を優先して、道の整備をする事にする。


翌朝、道の整備方針を副代官オデットに伝える。

「僕たちが作ってきた道をロスランに続く街道と繋げたい、まずそこから始めるのはどうだろう。

そこからこの屋敷の前にあるロータリーからダンジョンが、在るという海側に道を作っていきたい。

どうだろうか?」

「良いお考えと思いますが、先ずは当村の組織と役職の任命をお願い致します。」

「それもそうか、それでは、

オデット・バロレ・ダランソン。

貴方にはガルチ村の副代官に任命します。」

「畏まりました。 拝命いたします。」

「次にエーデルト・ツー・フランドル。

貴方には、私の護衛兼自警団長をお願い致します。」

「畏まりました。 拝命いたします。」

「ウィリアム、貴方は、この屋敷を差配する執事兼家宰に任命します。」

「畏まりました。拝命いたします。」

「残りについては別班が合流してから決めましょう。

では副代官作業の指示をお願いします。」

「それでは、私とエーデルト、ヴァルグード様、ウィリアムは森から作ってきた道をロスランに向かう街道に繋げる作業に当たります。

テリーとハンスは屋敷の清掃を騎士達はロスランに出発して下さい。」

「では皆んな副代官の指示通り作業開始!」

「はっ」

そうして各自作業を行うべく散って行った。

私達は屋敷の裏手に廻り、オデットとエーデルトが土壁を造り私が中央の溝に木のパウダーを撒きその上にウィリアムが水を魔法で作りながら散布して、私が撹拌して圧縮を行う。

屋敷裏から隣の村役場の脇を通り過ぎロータリーに出る。

ロータリーから北の街道まで約10kmを6時間位掛けて整備した。

屋敷に守ろる頃にはすっかり寄るになってしまった。

テリーとハンスが玄関にいたので声を掛ける

「二人共、こんな所でどうしたの?」

テリーが

「実は、灯りが無いのです。」

ハンスが補足する。

「灯りにするオイルランプや魔道具ランプは地下にそれなりの数はあるのですが、魔道具は魔力切れ、オイルタンプは油切れしています。」

昨日は皆早めに就寝した為にランプの確認をしていない。

していてもどうしようも無かった。

「仕方無いね。玄関前で焚き火しながら夕食にしよう。

一昨日迄はそれで食事していたのだから問題ないでしょう。」

そうして、火を熾し薪を焚べて、鍋を直置きしてスープを作り、インベントリから干し肉とパンを出して皆に配りいつもの食事にを取った。

「明日は、ダンジョンに向けて道を整備する。

何日か戻れないので、テリーとハンスには厨房荷食料を置いていくから留守番お願いね。

今日は、灯りも無い事だし、就寝にしましょう。

それでは明日も宜しく。」

「「「「「おやすみなさいませ。」」」」」

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