3話目 ステータスオープン
「とりあえず、入ろうか」
お父さんの言葉で僕らはギルドへと入った。ギルドに入ると、中にいる人たちの視線が一気に向いてきた気がする
「おはようございます、先生。そちらは娘さんですか?」
なんか目の前に金髪碧眼の美少女がいた。ん?娘?僕は男だけど?
「おはよう、メアリー。依頼かな?」
「初めまして、先生に剣を指導してもらってるメアリーよ」
メアリーさんに挨拶された。お姉ちゃんと歳は同じくらいかな
「初めまして。息子の、クロエです」
とりあえず挨拶は返しておく
「かわいいね〜」
なでなでされた。かわいいって…息子って言ったはずなんだけどなぁ…
「早く鑑定受けないと…」
「そっかそっか、じゃあ私は依頼に行ってきます」
「頑張ってね」
受付の前まで歩く
「冒険者ギルドへようこそ」
「5歳になったので鑑定を受けにきました」
「わかりました、鑑定ですね。こちらの魔道具に触れてください」
「はい」
言われた通り触れてみたら何かがなくなる感覚がして、ICカードみたいなのが出てきた
「こちらは身分証にもなります。再発行には時間とお金がかかるので無くさないようにしてください」
「それじゃあ、家に帰ってゆっくり見ようか」
家についた
『ただいま』
「おかえりー」
お姉ちゃんが出迎えに来てくれた。みんなでリビングに行ってギルドカードを見る
【名前】クロエ
【年齢】5歳
【ランク】F
【預金額】
ギルドカードは…想像通りって感じがする
「ステータスオープン」
【名前】クロエ
【年齢】5歳
【性別】男
【種族】人間
【Lv】1
【MP】50
【STR】10
【DEF】10
【AGI】10
【能力】テイム
【魔】水、火、草、雷、聖
うおぉ、こんな感じなんだ
「見えたみたいだね、ギルドカードは身分証にもなって、ギルドでお金を預ける時も使うし、ギルドカードで払うこともできるから無くさないでね」
ギルドカードすごい!さっきはすみませんでしたっ!
「ステータスに書いてるLvはレベルで魔物を倒したり、模擬戦でも上がるよ。 MPは魔力量、STRは力の強さ、DEFは体の丈夫さ、AGIは俊敏さを表していて、レベルが上がると増えるよ。各ステータスは人それぞれ違うから、中にはDEFが高すぎて普通の素肌なのに剣で斬ろうとしても剣が折れる人もいたりしたよ。
クロエのステータスはどんな感じだった?」
「えっと…MPが50で、それ以外は全部10だったよ…」
「聞いたけどあんまりわからないや……」
「能力はなんだったの」
「テイムでえーと」
能力の欄を触ってみる
【能力】テイムLv.1
魔物を従魔にすることができる
「魔物を従魔にすることができるって能力」
「聞いたことないな…どんな能力か知るためにも、ある程度自衛できるようになったら、森に行こうか」
「属性は何個あるのかしら?」
「水、火、草、雷、聖だね」
「じゃあ、クロエは後衛かな。魔法はお母さんの方が上手いから、お母さんに教えてもらってね」
「アリス、僕たちも練習しようか」
「うん」
と言って、お父さんたちは裏庭の方に行った
「私たちも行くわよ」
僕たちも行くみたい
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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。milkoreです。
冒険者のランクは、下から ⚠︎()はパーティ基準
F:冒険者になるため、一般人(戦わない)
E:冒険者、新人(スライム)
D:けがをするようになる、最低限の生活(ゴブリン、ウルフなど)
C:少し貯金ができるようになる(オークなど)
B:割とベテラン(オーガ、進化種など)
A:ベテラン(ドラゴン、
S:変人が増える(なんか、やばいやつ)
Cまでなら一人でも…
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