第37話 そういえば指揮者に女性って少ないですが。

 これはちょっと気が付いたことなので、意見は後から付け加えたい話題です。また、統計資料も見つけていきたいです。


 交響曲の動画を見ていて気が付くのは、指揮者って男の世界ですね。女性は10%もいないといわれてます。音楽大学への進学は女子の方が多いでが、そもそも指揮科に入る女性が少ないとのこと。

 バイオリン、ピアノなどは男女それほど変わらない印象です。金管楽器は男でフルートだけは女、木管楽器は女のイメージはあります。そうなると結構、音楽の世界って男女の違い、脳や表現、体力はもちろんですが、職業選択としても分析してゆくとおもしろいのではないか、と。


 そこからの発想ですが、日本画家は圧倒的に女性が少ないです。これも芸術大学の油絵科などは女性が倍近くいるらしいです。この逆転は何なのか。

 書道家は書道を学生まで勉強する人は、圧倒的に女性が多いらしいですが、職業としては男性が多いそうです。


 音楽にもどるとピアノ教室の先生とか学校の音楽の先生は、女性が多い気がします。小学校の時にピアノ教室に通うのは女子…というジェンダー論的な言い方もできますが、原因と結果ですよね。女子が好むからそうなのか、強制されるからそうなのか。


 自分で将来を選択できる音楽大学の場面で、女子と男子は8対2だそうです。これでも刷り込みなのかなあ?だって、音大選択って就職も厳しいわりにものすごい金額がかかります。お嫁さん教育として音大比率ってそんなに違うかなあ?と思います。


 音に関して可聴域は男女差は言われているほど無いらしいですが、低周波の感度は女性の方がよく、騒音にも敏感だそうです。ジェンダー論の研究者は例によって否定してますけど。絶対音感は一般論でも研究でも女子の方が多いといわれているようです。音痴の男女差はわかりませんでしたが、女子の方が自分が音痴だと思っている人が多いという研究もありました。


 また、楽器演奏に関しては器用さがありますが、女子の方が器用だという記事の方が、変わらないという記事よりも多かったです。


 それと女子は脳梁が太いらしく左右脳を同時にうまく使えるので、左右の使い方がうまいのかな、というのは私の思い付きです。


 芸術は「やりたい」「表現したい」「何かつくりあげたい」という願望、欲望がかなり現れる分野です。ここの男女差って研究する価値があるような気がします。




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