第8話 もしかして…彼も
クッキーを渡した時の、あのサエコの自分の発言をずっと後悔していた。
ある日、そんな会ってから日もそんな経ってないのにも関わらず彼からLINEで『今日空いてない?どうしても会って直接話したいことがある。』と…
サエコは期末テスト期間中で一番自信のない理科のテストを翌日に控えていた。なのでサエコは、『LINEで言って欲しい。明日、理科のテストがあってテスト勉強しないと点数取れないと思うし。』と返信した。彼は『どうしても今日言っておきたい。理科のテストがあるなら俺の家でテスト勉強したらいいし。』と…
サエコは真剣に悩んだ。今回の理科は、覚えることが沢山あってまだテスト勉強という勉強をしていない。でも、彼が今日に限って何かサエコに直接伝えようとしていた。彼が何を言おうとしているのか気になって仕方なかった。テスト勉強を疎かにしてもし、明日のテストの成績が悪すぎたら赤点になってしまうことを恐れて私は、悩んだ末…彼の誘いを断ることにした。彼に断りのLINEをしようとした時に彼からLINEがきて『俺の話を聞いて、君が返事をして欲しい。どうするかは君次第。』ととても意味深なLINEの内容だった。サエコは女の直感で、もしかして彼はサエコのこと好きになって告白をしようとしてくれているのか?って思った。断りの返信をするのに、また迷ったけれど『テスト期間終わったら会いたい。またその時に教えて欲しい。』と返信した。彼からすぐ『分かった。また今度な。』と、きた。
あれから、しばらくしてからテスト期間を無事に終え、サエコの納得がいったように出来た。
彼にLINEで『テスト期間終わったから、この前の話を聞きたい。』と伝えた。そして、彼と会うことに。
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