挿話・通信インフラが途絶したとき頼みの綱は無線通信

 リアルタイムにエッセイを書き進めているとこういうこともあるんだなと驚きました。本日1月1日に石川県で震度7の津波を伴う地震が発生しました。一週間程度は余震が続くと思われます、震源に近い皆さんのご無事をお祈り申し上げます。


 今回の地震では幸い通信インフラに被害はありませんでしたが、より広範な災害で都市部の機能が喪失した場合を想像してみます。


 ケータイの基地局・中継局に被害があるケースでは、ケータイ電話が使用できなくなります。都市部ですら困る状況となるのに、人家のない山だったらさらにその困難さは跳ね上がります。


 連絡を取りたいとき、より切羽詰まった事態で救助を要請したいとき。どうやって連絡を取りますか? もし手もとにハンディタイプの無線機があれば……できることはありますよね。


 たとえ無線免許を持っていなくても、非常の場合なら無線機で助けを呼ぶのに、ためらいは不要なのです。


 仮に電話が使えたとしても、大きな災害で頻繁に起こるのが電話回線の輻輳ふくそうです。輻輳が起こるといくら電話をかけても相手につながりにくくなります。

 無線通信なら、そんな回線トラブルとは無縁です。


 使わずに済むのがベストですし、何年後か何日後かわかりませんが、いずれ大地震が発生するのは確実です。万万が一に備えておきたくなりませんか? 無線機を。


 次回、話を戻します。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る