3

「こんにちは陸さん」


「あなたは、、??」


「私は神の手下の恋愛マスターの恋坂と申します」


「どうも、?」


突如、僕の前に現れた恋愛マスターさん...?


僕は戸惑いばかりだった


なぜ僕の前に恋愛マスターが...??


「あなたは恋をするのが苦手ですね」


「まあ、はい、」


「それではあなたに"期限"を差し上げましょう」


「"期限"って、?」


「あなたが告白をするか、告白されるかの"期限"です」


「もし、"期限"を守れなかったら?」


「あなたは、死にます__」




「、、え、?」



「あなたにこのバラを差し上げます」


「は、い、」


「あなたが告白するか、告白されるか、そしたらあなたの花は永遠に咲き続けます」


「はい、」


「もし告白が失敗したり振られたり失恋したりすれば花は枯れ、死にます」


「、、え、」


「期限もあります。花びらが一枚ずつ、散っていきます」


「、、はい」


「散ってしまうとあなたは死にます」


「散りきる前に告白すれば永遠に生きることができるんですか?」


「はい。そしてその方と永遠と一緒にいることができることを約束します。どうしますか?」


「、、、」


僕は悩んだ

たくさん悩んだ







「、、やります。絶対告白して永遠と一緒に好きな人といます。」


「それではこれをどうぞ。これは明日咲きます。なので明日から動いてください。それでは。」


「、、はい。」







絶対に好きな人に告白するんだ


そう僕は誓った____

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一輪の花 すそ @sonori

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