オーダー5 なぎさ
本当に大丈夫かしら、時也。あの子、好き嫌いが多いけど、ちゃんとご飯食べているのかしら。虎狼くんも鳥子ちゃんも時也の病気のこと、ちゃんと知っているのかしら。私たちみたいに、うつ病患者家族の会みたいなところで勉強してるかしら。中途半端な知識で薬を止めさせたりしていないかしら。
「あっ!」
「なに、どうしたの」
「時朗さん、大変よ。時也は変な薬を飲まされているのよ」
「急になに? なんだって?」
ぽかんとしている時朗さんにイライラする。
「島彦ちゃんが言っていたでしょう、元気になるお薬があるって。うつ病がそんなに簡単に治る薬があるわけないわ。私、習ったもの。薬物療法と認知療法を二本柱にして、少しずつ良くなっていくんだって」
「子どもの言ってたことだよ。ごっこ遊びかなにかでしょう」
「時也も言ってたじゃない。『もらうと元気が出るんだ』って」
「そんなこと言ってたっけ」
イライラが怒りに変わる。
「なんで忘れるの、時也が言ったことなのよ。病気で苦しいのに話していたのよ、一生懸命。なのに時朗さんは……」
「ちょっと、落ち着こうか、なぎさ」
「ちゃんと落ち着いてる」
時朗さんと話しても駄目だ。時也のことを真剣に心配していない。病気のこともそうだ。「うつ病は心の風邪」だなんて言葉を信じてるんだわ。「うつ病は誰でもかかる可能性がある病気です」なんて言葉に騙されて楽観視してる。
だって、時朗さんはうつ病になったことがないんだもの。時也の苦しみをわかってあげることが出来ないんだ。だから時也の居場所を知ってたのに私に隠したりしたんだわ。
いいえ、時朗さんだけを責められない。私だって同じ。ずっと時也が苦しんでいたことに気付いてあげられなかった。いつから心に重いものを抱え込んでいたのだろう。大学時代? 高校、中学? それとも、もしかして授乳中から、いえ、お腹の中から?
妊娠中の私の精神状態が安定していなかったから、それで苦しみを感じていたの? もしかしたら、私は本当は時朗さんを愛していないとか? だから受精の瞬間から……。
「なぎさ、また変なこと考えてるでしょう」
「変なことなんて考えてない。どうすれば時也の気持ちを軽くしてあげられるか考えてるだけ」
時朗さんは軽いため息を吐いた。
「君がさっき言ってたじゃないか。投薬治療と認知療法で、少しずつ治っていくんだって。焦ってもなぎさが辛くなるだけだよ」
「私は平気よ。ああ、出来ることなら私が代わってあげたい」
「そんな大げさな」
思わず時朗さんを睨みつけた。
「大げさじゃない。ちっとも大げさじゃない。時朗さんはわかってない。時也がどんなに苦しいか」
「僕にわかってるのは、苦しんでいるのは君だっていうこと」
「私? 私はなにも」
時朗さんはなにを言いだすんだろう。呆れてしまう。
「何度も言ってるけど、君の育て方が悪かったから時也が病気になったって、そんなことはないんだ」
「私こそ何度も言ってるでしょう。深層心理にある苦しみが表層に出てきてしまうのが精神病の根本で……」
「そんなこと、誰に聞いたの」
「心理学の本を読んだのよ。時朗さんも、もっと勉強してよ。親がしっかりしていないと、子どもは成長しきれないのよ」
私が勉強してることも時朗さんは気づいていないんだわ。時朗さんだって親として時也を守らないといけない。なのに、ぼんやりしてる。
「時也は大人だよ」
「時也は私の子どもよ。いくつになっても私の子どもよ、決まってるじゃない」
「なぎさ」
時朗さんに肩を掴まれた。
「君は混乱してるんだよ。時也が心配なのはわかる。だけど、病気は時也のものだ。代わってやることも、俺達では治してやることも出来ない。見守ることが一番なんだよ」
時朗さんは、ちっともわかってない。
「いいね、今は虎狼くん達が側にいてくれる。それを時也が望んでる。見守ろう」
ちっともわかってない。
いつも通りに起きて、いつも通りに家事をする。いつも通りに夫に朝の挨拶をして、いつも通りに送り出す。そう、いつも通り。
これからは時也が治療に専念出来るようにしてあげるのが、いつも通りの日々になる。そうしてあげるのが母親の務めでしょ。私がやらなくちゃいけない。
さあ、出かけよう。
ジリリリン。
ジリリリン。
ジリリリン。
チャイムを何度押しても、誰も出てこない。おかしい。時也は病人なのに、なんで家にいないの。もしかして動けなくて苦しんでいるかも。どうして誰も時也を見ていてくれないの。
ああ、大変。時也を助けなきゃ。
扉に手を掛けると、ガタガタと音をたてて開いた。鍵も閉めていない。なんて不用心な。
「時也!」
呼んだけど返事がない。どうしよう、どこにいるの。廊下に駆けあがってお茶の間を覗く。誰もいない。襖を一つずつ開けていく。いない、いない、いない、いない。
「わ、びっくりした!」
最後の部屋を開けると、女の子がいた。大きな音で音楽を聴いている。
「時也はどこ?」
「あ、時也くんのお母さん。こんにちは」
のんびりした挨拶をしている場合じゃない。イライラする。
「時也はどこに行ったの? どうしていないの」
「小野さんとお散歩に行きましたよ。お天気がいいから、神社まで行くって」
驚きすぎて、しばらく動けなかった。女の子が首を傾げていることに気付いた。なんでそんなにのんきなの。
「散歩なんて、なんで……。時也は病気なのよ。寝ていなくちゃ」
「ここしばらく、元気なんですって。おヒゲも剃ったし」
「ヒゲ?」
「ぼさぼさだったんです」
やっぱり私がついていないと駄目だ。ヒゲを剃ることも出来ないなんて、ずっとついていてあげないと。
「お母さん?」
時也の声に驚いて玄関の方を振り向く。虎狼くんに半分担がれるようにして立っている。
「時也! どうしたの」
「別にどうもしないけど」
どうもしないわけがない。顔が真っ白じゃないの。
「なんで虎狼くんに担がれてるの」
「担がれてはいないよ。肩を借りてるだけ」
「なんで」
「ちょっと、疲れちゃって」
慌てて駆け寄って額に手をやる。よかった、熱はない。
「寝てないと駄目じゃない」
「もう寝たりてるよ」
「病気なんだから」
「寝ていて治るっていう病気とは違うんだよ」
「でも、安静は必要でしょ」
「あのお」
いつの間にか、女の子が隣に立っていた。
「とりあえず、上がりませんか。立ち話もきついでしょ」
はっとして場所を譲ると、虎狼くんが時也を廊下に座らせてくれた。しんどそうに靴を脱いでいる。手伝ってあげなきゃと近づこうとしたけど、虎狼くんが邪魔で時也の側に手を伸ばせない。
「虎狼くん、ちょっとどいて」
「はい」
虎狼くんが移動したときには、時也は壁に手を突いて立ち上がっていた。自分で立っていられるのだとわかって、ほっと胸を撫でおろす。
「疲れたって言ったでしょ。時也の部屋はどこ?」
「母さん、大丈夫だから。お茶でも飲もう」
時也は壁をつたって歩き出す。慌てて腕を掴んで支えた。時也は一瞬、動きを止めて私の顔を覗き見た。
「大丈夫だってば」
全然、大丈夫じゃない。この子、自分で自分の病気のことを甘く見てる。
「お母さんに任せて」
時也の腕を肩に回して、歩くのを手伝う。お茶の間に入ると、時也は崩れ落ちるように座り込んで、卓袱台に俯せた。
「やっぱり、横になった方がいいのよ。お部屋に行くのが嫌なら、ここでも」
時也は無言で首を横に振る。話すことも出来ないほど疲れてるなんて。お盆を持ってお茶の間に入って来た虎狼くんを、つい睨んでしまう。
「こんなに時也を疲れさせて。いったいどこでなにをしていたの」
「お母さん」
「時也は黙ってて」
虎狼くんは平然と答える。
「散歩してきました。町内を一周」
「無理をさせたら駄目じゃない。あなたたちがサポートするって言うから」
「お母さん、なにしに来たの」
時也の声が冷たい気がして顔を向けると、生気のない表情で私を見ている。
「やっぱり、うちに帰りましょう。ここじゃ、ゆっくり療養できない。虎狼くん達は病気にくわしくないし……」
「はーい、入りました」
女の子が虎狼くんが抱えているのより小さめのお盆を持ってやって来た。
「なんで立ってるんですか? 小野さん、座ってくださいよ。おばさんも、座布団使ってください」
女の子はお盆を置いて、ティーポットとティーカップを四つ、卓袱台に並べた。
「あなた、なにしてるの」
「あ、私、朋美です。日振朋美」
「朋美さん、今ね、お茶どころじゃないの」
「でも、会議の時間なんで」
なにを言ってるのか、この子は。時也は今すぐにでも寝かせなきゃならないのに。
虎狼くんが運んできたお盆には一口大のサンドイッチが大量にのっている。
「おやつの時間なの? 時也がこんなに具合が悪いのに、あなたたち、なにをしてるの」
「お母さん、おやつじゃなくて、会議なんだ」
時也が肘を突いて顔を上げた。良かった、少しは明るい顔つきになってる。
「じゃあ、始めましょう。第一回、食堂兼カフェのメニュー選定会議、スタートです。拍手!」
朋美さんが手を叩くと、虎狼くんと時也も合わせて拍手した。
「おばさんも、拍手、拍手」
強く言われて、仕方なく手を叩く。
「じゃあ、時也くんの回復を促すために、ハーブティーの試飲からいきましょう。鳥子さんの差し入れのカモミールとペパーミントのお茶に、身体強壮と精神安定効果のあるバジルをブレンドしてみましたよ」
ハーブティーで精神安定? そんなの気休めに決まってる。時也も虎狼くんも真面目に飲んでいるけど、朋美さんのおままごとに付き合わされているなんて。
「朋美さん、こんなお茶で精神が安定するなら、お医者様はいりません」
「すごく美味しく淹れられたんですよ。飲んでみてください」
「美味しいよ、お母さん」
お茶の温かさのせいか、時也の表情がほぐれている。じっと見つめられて、仕方なくカップに鼻を近づけた。すっきりとして少し青臭い香り。聞いたハーブの名前をもう忘れたけど、嫌いじゃない。一口飲むと、口の中で香りがふわっと広がった。そのふわふわが喉を通っていくのがわかる。
「どうですか」
朋美さんが卓袱台に身を乗り出して尋ねる。あんまり嬉しそうだから、水を差すのが躊躇われた。
「美味しいわね」
「良かった! 今日はあと二種類、消化促進のためのブレンドと、安眠用のナイトブレンドを試飲する予定です」
安眠用。それは時也にはいいかもしれない。小さなころから寝つきが悪かったから。
「じゃあ、小野さん、サンドイッチの説明をお願いします」
虎狼くんは頷いて具の違うサンドイッチを一つずつ差しながら説明する。
「こっちから、タマゴ、ハムチーズ、ケチャップオムレツ、ハムレタス、ピーナツバター、キュウリマヨネーズ、あとはBLTサンドを予定してたが、パンをトーストする手間を考えると価格が上がる。サンドイッチの種類からは外す方向で行こうかと朋美さんと話したんだが。どうだろう」
「それでいいんじゃないかな。BLTサンドだと、軽食と言うより、メインメニューにも出来るよね」
ハーブティーを飲みながら、時也はとても楽しそうだ。
「じゃあ、試食いきましょう。味が薄いものからですよね。ハムレタスかな」
「そうだな」
「いただきます」
一口大のサンドイッチを、時也がぱくりと食べた。ああ、食事はちゃんととれてるんだ。
「美味しい」
「間違いない味だな」
「お腹にはあんまりたまらないから軽食としてちょうどいいね」
「おばさんも食べてみて」
朋美さんに勧められるままに、一切れつまんで口に入れた。
「レタスが甘くて香りがいいわ」
虎狼くんが頷く。
「農協の朝市まで行ってきました。他の野菜も、そこで」
野菜を食べられていれば、栄養の偏りは防げるだろう。少し安心出来た。
「ハムレタスは問題なし。じゃあ、次行きましょう。キュウリマヨかな」
三人が手を伸ばす。私が来ることがわかっていたかのようにサンドイッチはどれも四切れある。
「あ」
思わず声が出てしまった。時也がキュウリのサンドイッチを口に入れたのだ。キュウリ、大嫌いなのに。
「美味しいね」
嬉しそうに笑っている。うそ。小さい頃から、あんなに嫌いだったのに。
「さすが、小野さん。キュウリの水分はきちんとぬけてるのに、しゃきっとしてるの、すごいです」
「いや、キュウリが良いものだからだ。少しでも古くなると水気が飛んで弾力がなくなる。そうすると食感が悪い」
「このキュウリは美味しいやつなんだね」
時也の言葉に、ドキッとした。私、キュウリの鮮度なんて気にしたこと、あったっけ。どれも同じだと思って買い物かごに適当に突っ込んでいなかったっけ。
「次はタマゴかハムチーズ、どっちだと思います?」
「マヨネーズでかぶると味が誤魔化されるかもしれない。ハムチーズにするか」
チーズも時也は嫌い。でも、美味しそうに食べている。
「母さんも食べてよ」
ドキドキしながら手を伸ばす。どうしよう、どうしよう、もしかして時也の好き嫌いは私の料理が原因だったんじゃないの? 嫌いな食材があったわけじゃなくて。私の料理が美味しくなかったんじゃ。
なぜかすごく怖くなって目を瞑ってしまった。そんな気持ちを振り払うために、サンドイッチを一口で頬張る。口に入れた瞬間、思わず目を開いた。
「美味しい」
噛む前から美味しいとわかる。柔らかなパンの食感、燻製風なハムとチーズの香り。急いで噛むと、パンは柔らかすぎず、ハムとチーズの旨味を逃がさないようにしっかりと閉じ込めている。サンドイッチがこんなに噛み応えがあるなんて。厚さもちょうどいい。口が疲れないけど、噛んでる楽しさがある。
「小野さん、好評ですよ」
「ああ」
なんでサンドイッチをこんなに美味しく作れるの? 私が作っていたのとなにが違うの? どうしたら時也はキュウリもチーズも食べてくれたの?
私がぼんやりしている間に、三人は次々と試食を進めていた。味に対する真面目な討論が繰り広げられている。
ああ、そうか。私は食べることにも、料理をすることにも、無関心だったんだ。栄養が取れて平凡な味だったら、それでいいと思ってたんだ。時也はそれを見抜いていた。世の中にはもっと美味しいものがあるって知ってたんだ。
「せっかくおばさんが来てくれたんだし、メインのメニューも一品、作っちゃいます?」
「母さん、どう? まだ食べられそう?」
「私は、もう……」
帰ると言おうとしたところに、ガラガラと玄関の引き戸が開いた音がした。
「帰ったよー」
「ただいまー、遅くなっちゃった」
すぐに鳥子ちゃんと島彦くんがお茶の間を覗いた。
「本当にお休みしてくれたんですね」
朋美さんが嬉しそうに言うと、島彦くんが胸を張った。
「約束したもん。僕も会議するよって」
「おばさんも来てくれてたんですね。いらっしゃいませ」
この家の住人のように鳥子ちゃんが挨拶する。二人の勢いに飲まれたみたいでぼんやりしてしまって、頷くことしか出来なかった。
「手を洗ってくるね」
「メインのメニューはどうするの」
時也が尋ねると、朋美さんがぱんと手を打ち合わせた。
「おばさん、おばさんが好きな料理はなんですか。食堂兼カフェのメニューは、皆で好きな料理を話し合ってるんです。サンドイッチは私の提案。おばさんは?」
「え……、とくにないけど」
部屋に戻って来た鳥子ちゃんに尋ねられた。
「作るのが好きな料理は、ありません?」
そんなこと考えたことはない。いつも安くて栄養が取れて、そこそこ見栄えがいいものとしか思っていなかったから。ああ、でも。
「白身魚のあんかけかしら。時也もよく食べてくれたし」
朋美さんは嬉しそうな笑顔で私の手を取って、ぶんぶん振り回す。
「すごい、一緒だ。やっぱり親子! 時也くんが一番初めにカフェのメニューに推したの、白身魚のあんかけですよ」
時也が恥ずかしそうにそっぽを向く。
「好きな料理だから」
それは本当に? 気を遣っているのではなくて?
「時也、私の料理がおいしくないから好き嫌いが出来たんじゃないの?」
驚いたようで、時也の目が丸くなった。
「違うよ。好き嫌いがあるのは、俺がわがままなだけだよ。勝手なことばっかり言って、ごめん」
「謝らないで、気にしないで。あなたの好きにしていいのよ。そうしたら気分も楽になるでしょ。私の料理が嫌なら、それでいいの」
時也は困った時の癖で、右頬を親指で撫でている。
「お母さん、俺は皆と店を出したい。今はまだ働けるような体力はないけど、皆と考えてる時間が好きなんだ」
まだ仕事のことなんて考えない方がいいと言いたいのをぐっと堪える。好きにしていいって言ったんだから。しんとした部屋の中、島彦くんが呟いた。
「僕、お腹空いた」
皆の視線を受けた島彦くんは、卓袱台の前にきちんと正座している。なんだかほっと力が抜けた。
「そろそろ昼だな。サンドイッチの試食は後回しにして、飯の準備をするか」
「今日のメニューはなんですか」
楽しそうに尋ねた朋美さんから目をそらして、虎狼くんがちらりと私を見た。
「白身魚のあんかけです」
朋美さんにではなく、私に向かって言ったのは、なんの意味があったんだろう。
「お母さん、お願いがあるんだけど」
「なあに、なんでも言って」
時也にお願いされるなんて何年ぶりだろう。
「久しぶりにお母さんの料理が食べたいんだ。白身魚のあんかけ、お母さんが作ってくれないかな」
驚いて皆を見回す。虎狼くん、朋美さん、鳥子ちゃん、島彦くん。皆優しく笑っている。
「作ってくれる?」
時也が笑う。元気なしっかりとした、大人らしい笑顔だ。でも、子どものときの面影がある。時也は大人だ。でも、私の子どもなんだ。どこにいても、誰といても。
「ええ、ええ、もちろん。もちろんよ」
私の味を、いつでもどこにいても思い出してくれるように、世界で一番美味しい白身魚のあんかけを作るわ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます