椎名希の日常記 / 東條 九音 様
作品名:椎名希の日常記
作者名:東條 九音
URL:https://kakuyomu.jp/works/16817330647869544098
ジャンル:現代ドラマ
コメント記入年月日:2023年10月25日
以下、コメント全文。
初めまして。
この度は『自作品への意見や提案がほしい方へ』企画にご参加いただき、ありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。
一万字ほど拝読致しました。
日常系作品ということで、人物たちの掛け合いや自由奔放さが伸び伸びと描写されていたかと思います。希と栞の関係性も距離感の近さや些細な行動から、今後の伏線となることが表現されていて良かったです。寮で共同生活をする風変わりな住人たち、という要素が全面に押し出されていました。導入としては順調な滑り出しだった印象です。これからどのような物語が展開されるのか、期待の膨らむ序盤でした。
気になった点は二つほどです。
一つは、主人公の口調について。これは拝読した範囲では安定していませんでした。ボケる場面で関西弁になるのを除いても、ところどころで訛ったり、お年寄りのような口調になったりと。とりわけ関西弁は、言い回しが不自然な部分が目立ちます。可能ならば、主人公の口調は統一した方が良いでしょう。そしてボケている場面では、そのことがわかるように地の文で補足することをオススメします。口調の乱れは、性格の乱れにもつながりますので。
もう一つは、小説を書くうえでのルールについて。作中ではそのほとんどのルールが守られていましたが、感嘆符(!)と疑問符(?)に関するルールのみ守られていませんでした。折角なので、これらも守った方が作品の体裁が整うかと思います。「」内文末を除き、感嘆符や疑問符のあとは全角で一マス空ける必要があります。よろしければ、取り入れてみてください。
最後に、気づいた範囲で誤字脱字の報告を。
第1話より:「なんか……久しぶり思い出したな」→久しぶり「に」
:大切な人である事には違い。→違いない。
:暁栞ちゃんを向かえに行って欲しいの。→迎えに
:予定の時間に向かえに行けそうにないの→迎えに
第2話より:椎名希部屋である。椎名希「の」
:希はその程度違いはあまり気にしておらず、→その程度「の」
第3話より:201号室への搬入中を終えて次の現場へと移動していった。→「中」は不要。
:住民たちが帰ってきたようだ。→流れ的に「住人」の方が適切。
第4話より:その道中は他愛の無い話をしながら案内進めていく。→案内「を」
第5話より:良くもなく悪くものなくの平均的なもの。→悪くもなく
第6話より:とは言え一般な男子の目線で言えば、→一般的な
以上になります。
作者様の創作活動のお役に立てたのなら幸いです。
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