第48話 またまたヤラカス?
焼肉パーティーで途中から酒盛りも始まった為に皆んな酔い潰れた。
酔った勢いでマリンが酔って寝ているフェンリル様によじ登り大の字になって
「ダーリン、フカフカ気持ちい〜」
すると皆んなで登り始めた。
フェンリル様もご機嫌だから怒られなかった。
結局朝まで雑魚寝になりました。
朝になり、皆んなが起きた時にはフェンリル様も目覚めており
「我の背中で夜を明かす者など初めてじゃ」
と 笑いながら嬉しそうにおっしゃいました。
フェンリル様は僕に向って
「夕べは美味い飯と美味い酒、大儀であった。お主にはこれをつかわそう、ソレッ!」
身体の底から力が漲ってくる…。
ステータスを確認すると各パラメータが1.5倍ほどになっている。
称号には【フェンリルの義兄弟】が増えていた。
「また飯と酒を頼むな」
と フェンリル様はおっしゃいました。
フェンリル神殿を出た僕等は再び迷宮に挑む。
ミノタウロスの集団を蹴散らし一階層のボス部屋を
目指す。
途中でラナのレベルが1つ上がりレベル21にシンシアは昨日のと合わせて2つ上がりレベル16になった。
難なくボス部屋にたどり着き重い扉を開ける。
現れたのは巨大なサイクプロス(1つ目の巨人)だ
僕はサイクプロスの足元に瞬間移動して横薙ぎにして機動力を削ぐシンシアはブリザード系の魔法を飛ばす。
おっと、僕まで巻き込まれそうになって横に飛んだ
動きが鈍ったサイクプロスの1つ目をラナが弓で射抜く。
怒り狂ったサイクプロスが棍棒を振り回すが見えていないので当たらない。
マリンがサイクプロスのミゾオチ辺りに飛び蹴りを
かまし倒れたところをタコ殴りにした。
憐れサイクプロスは天に召された。
その間、僅か30秒ほど……。
サイクプロスを倒すと僕のレベルが1つ上がりレベル26になりシンシアも1つ上がってレベル17に
なった。
僕がレベル26になって増えた能力は
【魔力封印】…相手の魔法を封印する だった。
2階層目に挑戦する。
間もなく敵を感知した。
現れたのはケンタウロスだ、しかし様子が可怪しい
ケンタウロスがパーティーの女の子を見る目がヤバい、鼻息は荒く、しかも下半身の一部を大きくさせている…。
なんだかとてもムカついたので瞬間移動と縮地を使いその大きくなった部分を切り取ってやった。
悶絶死するケンタウロスを見て
「ダーリン、これ食える?」
マリンの問に
「ここで試すのは危険だから後でな」
なんとか諭して先へ進む…。
何と言うことか…、現れるケンタウロスはその全てがパーティーを見るなり下半身を膨らませる。
そうなのだ、ケンタウロスはドスケベな種族なのだ
こんな階層はトットと終わらそう。
僕は奴らが現れ下半身を膨らませる前にどんどん斬り伏せた…。
気付くと2階層のボス部屋の前にたどり着いた。
2階層のボスはケンタウロスの英雄ケイローン…。
彼は賢人でもある、下半身も大きくはなっていなかった。
しかし倒さねば先へ進めない。
「南無三っ!」
流星剣で一刀に伏す…。
天に召されたケイローンよ、射手座となりこの世を見守ってくれ。
ボスを倒したボス部屋はその部屋を出るまではリポップしない、所謂安全地帯といえる。
一応結界をはり、ケンタウロスの肉を取り出す。
ふと思い付いて刺し身にしてみた。
なんだかイヤな予感はするものの
鑑定すると(食用)特上馬刺し と出たので生姜醤油で食べてみる…こ、これは…!
「うまいっ!だか…」
マリンもすかさず馬刺しを口にする。
「ダーリン、うまいなっ!」
そう言って僕に抱きつくマリンを見て…
僕のズボンのボタンが弾けた。
イヤな予感は的中…ケンタウロスの肉はトンデモナイ精力増強剤?だった。
僕は堪えきれずにマリンに襲いかかる…。
そんな僕らにお構い無しに食いしん坊のパーティーメンバーは馬刺しを食べ始める。
怒涛でマリンを突ききった僕は次にシンシアに襲いかかる、下着を剥ぎ取る為に下半身に触れた時
シンシアが「お豆がっ…お豆が敏…感」
確かにいつもより肥大している…これもケンタウロス効果か?
シンシアも思い切り突ききる、…次は誰だ…。
いそいそと服を脱いだラナだな。
パーティーメンバーに効果が切れるまで代る代る襲いかかる。
襲いかかるといっても皆んながウエルカムなのだが…。
結果…、ぐったりと横たわるパーティーメンバーを見てこれは僕がアラフィフになるまで封印だなと心に決めた。
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毎度バカバカしい話でスイマセン
笑っていただけたら幸いです
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