第32話 未亡人と…

 僕は宿のホールにいたミラノさんに声をかけた。

「ミラノさん、ちょっとお話しいいですか?」

「夜の食事の準備までだけど…そうね、大丈夫よ」

「大事な話なので、出来れば二人になれる…」

「うふふ、じゃあ私の部屋に行きましょ」

ミラノさんの部屋に着くと先に入るようにそくされる後から入ってきたミラノさんは後ろ手に部屋の鍵を閉めた。

「それで?私をどうしたいの?」

「えっ?」

「その為に来たんでしょ?」

「ミラノさんには敵わないなあ」

「今日は最後まで?」

「モチロン」

彼女を抱き寄せクチビルを喰む、鼻で吐息を漏らす

彼女の舌をとらえ、絡め吸い上げる。

ゴクゴクと音を聞かせるように唾液を飲む、ベットに柔らかく押し倒し上になった僕が今度は唾液を流し込む、ゴクゴクと飲み舌を吸うミラノさん…。

興奮に上下する胸を揉みしだく「あはぁん」

おねだりをするようにカクカクと上下する腰…

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

いや〜、書きたいんですけどR15ですからね。

相手が5年もご無沙汰の未亡人ですからねえ

ぐちょぐちょですわ。「いいぐうう…」

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ビクビクと痙攣したあと、目も開けられずに

はぁはぁと呼吸するミラノさん…

まだまだ終わりませんよ。

はい2回戦目突入です。

ダメじゃないのにダメ、ダメ言うミラノさんを

徹底的に追い詰める。スゴイ、スゴイと言う

その口を口で塞ぎ、来て、来てと言う期待に答える

軽く気を失ったミラノさんに腕枕をする。

ふと、気が付いたミラノさんはおそうじを始めた。

愛おしそうにするミラノさんの頭をなでる。

おそうじが終わって腕枕に戻ったミラノさんは

「こんなにされたら、今夜で終りなんて…」

「皆で住む大きな家を用意するから、そこにミラノさんも一緒に住んでもらえませんか?」

「でも…、私にはここの仕事があるわ」

「とにかくミラノさんの部屋は用意します」

「わかったわ、ありがとう…」

「そういえば僕、今度ゴールドランクに昇格が

 決まりました」

「えっ、すごいわね、まだ1か月経ってないわよ

 ね?」

「はい、でも殆んど女神様の加護のお陰ですよ」

「それも、貴方が良い人だからよ」

「ありがとうございます」

「それですね、サキガワ市のギルド本部で行われる

 任命式に出なければならないんです」

「どれくらい係るの?」

「1週間くらいでしょうか」

「戻ってくるのよね?」

「もちろんですよ」


束の間のピロトークのあと自室に戻る。

久し振りにひとりで考える時間が出来て今後の事を

考えてみる。

まずこのあとはギルド本部に行ってこなければならない。

その後はどうする?

レベルを上げる為に東の迷宮を攻略する。 

その後の目標は…?

出来ればこの街をホームにしてやって行きたいのだが…(フローラ様、この先僕はどうしたら良いのですか?出来ればこの街から離れたくないのですが)

(この街に留まるのは無理ね、魔王を倒すには魔王がいる最北の地に行かねばならないわ。倒してから戻って来るしかないわね)

(まずは東の迷宮を攻略してレベル30まで上げ

 て、その後は最北の地を目指しながら道中の魔族

 に虐げられている人達を救って欲しいの)

フローラ様は以前、魔王を倒すにはレベル70以上は必要だと言っていた。

一体どれ程の時間がかかるだろう?

レオナ、シンシア、ミラノをどれだけ待たせる事に

なるのだろうか?

そんな僕の葛藤を見抜いて

(大丈夫よ、レベル30になれば空間転移が使え

 るようになるから、1度行った場所なら一瞬で

 行き来出来るわ)

(それってテレポートですね)

(そうとも言うわね)

(ありがとうございます)

(それじゃね)

悩みが解決して安心するヒカリだった。



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