第21話 ハーレム王にオレはなるっ!(ルフィ風)
レオナさんとの一夜の後、シンシアさんからの
アピールが明らかに激しくなった。
どうやら僕とレオナさんが受付で話しているのを見て感じる物があったらしい。シンシアさんいわく女の感は鋭いらしい。
ハッキリしない僕に
「レオナさんとは付き合ってるの?」
と、ツッコミが入ったので正直に
「そうですね、そういう関係になりました」
と答えると彼女は鼻息荒く
「じゃあ私も負けてられないわね、もっともっと
頑張って認めてもらわなきゃね」
「え、えっ?僕の話を聞いてましたか?僕とレオ
ナさんはそういう関係なんですよ」
「うん、聞いたよ、だから私もヒカリの恋人の
一人にしてもらう為に頑張るわ」
詳しく話しを聞くとこの世界では実力さえあれば
相手が認めれば男は何人でも奥さんを持てるらしいのだ、いわゆる一夫多妻がOKなのだ。
夢が広が…いやいやいいのだろうか?
"郷に入っては郷に従え"という諺もある。
なるようになるのかもしれない。
柔軟に考えてゆこう、無責任にさえならなければね
とにかく今はレベルを上げることを1番に考えて行動していこう。
ボルノさんのパーティー『ノクチの光』と行動を
共にして順調にレベルを上げる。
南の森の奥でゴブリンの村の間引き依頼を受けたり
東の遺跡の迷宮で探索したりした。
レベルが順調に上がっていく
レベル14になり増えた能力は
【攻撃力強化】…物理的攻撃力をアップ
攻撃魔法は(アイスブレード)自剣に氷系魔力を纏わせる
回復魔法は(クリーン)半径1メートルを清潔にする
レベル15になり増えた能力は
【弱点看破】…相手の弱点を見破る
攻撃魔法は(ファイアブレード)自剣に火系の魔力を纏わせる
回復魔法は(オールクリーン)半径10メートルを清潔にする
レベル16になり増えた能力は
【万能調理】…色んな材料で(その辺の道草なんかでも)美味しい料理が出来る(体力回復効果有り)
攻撃魔法は(ウインドブレード)自剣に風系の魔力を纏わせる
回復魔法は(パーフェクトクリーン)想像出来る範囲を清潔にする
順調にレベルが上がる事に喜びを感じていた。
そんな中で遺跡の迷宮を攻略した際に野営した夜のこと、僕のテントにシンシアが忍び込んできた。
(この世界の女の子は肉食系?)
結界の能力を自分のテントに更に張り直し、テント内の音を外に漏れないようにした。
自分とシンシアに(クリーン)をかけた。
自分から忍び込んできたくせにモジモジし始める
シンシアを優しくリードして始めようとしたがまた
勝手に能力が発動してシンシアをどんどん攻略してしまう。
迷宮攻略中だし、早めに切り上げようと思うが僕の
能力が許してすれない、諦めてとことんシンシアを
攻略しつくしました。(まあ、起きた時にハイ・ヒールをかければ何とかなるだろ)
朝起きてすぐにレオナさんにもした女神に召喚された話をシンシアにも聞かせる。にわかに信じられない感じだったが、僕の言う事だからと納得してくれた。
翌朝、皆で僕の【万能調理】で作った朝食に舌鼓を
打ってる際にシンシアのツヤツヤの顔を見て男性陣は首を傾げるのだった。
きっとこの先、このパーティーで野営する度にシンシアとの熱い夜を繰り広げるのだろうな。
もちろんシンシアとの事はギルドに戻って受付処理をしたあと、レオナさんに報告しました。
てっきり怒られるかと思っていたけど、シンシアの
方が僕と長い時間一緒にいる分、不公平にならないように同じ回数をしてくれる事と釘をさされた。
公平、これがハーレムを上手く保つ秘訣だね。
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