第19話 俺、正義の使者?になるっ!!
ボルノさんのパーティーに同行する約束をした次の日から早速一緒に西の渓谷へと向かう。
前回の討伐でオークキングを倒したので次のキングが生まれる前にある程度の脅威を減らしておくのだという。道中はサクサクと魔物を倒していく。(前回よりも更に連携が良くなったと思う)
予定よりも早く例の横穴に辿り着いた。
「ここからは未知の領域だ!気を引き締めろ!」
ボルノさんの激が飛ぶ。まあ前回の死闘を思えば確かにそうだろう、握る剣に力が入る。
横穴に入って早々ガレフさんのハンドサイン、早速
現れたようだ。物陰から現れた二つの影は…オークソルジャーだ、右のソルジャーに素早くシンシアが
牽制のファイアアローを撃つ、慌てて剣で防いでいるその隙に僕が足を横薙ぎにする。ガクリと膝を付くソルジャーの心臓を振り向きざまに突き抜いた。
全ては一瞬のうちだった。その横の左のソルジャーにはガレフさんが向かいヘイトを稼ぎながらちょこまかと周りを走り回る。ソルジャーがガレフさんに
気を取られているうちに後ろからボルノさんの強烈な一撃が入る。痙攣するソルジャーにガレフさんがトドメをさした。
ほぼ同時に2体のソルジャーは殲滅された。
「ねえねえ、ヒカリが入ったウチらって最強じゃな
い?」 ピョンピョンと飛び跳ねながらシンシアがはしゃいで僕の腕を取る。
「まあな、だが決して気を抜くなよ」
ボルノさんが優しく戒める。
そうなのだ、先はまだまだ未知の領域なのだ。
再び、気を引き締めた一行は先へと進む。
次の戦いの後、僕のレベルが上がった…しかし…
レベル12になり増えた能力は…
【性技の味方】正義の味方じゃないの?
攻撃魔法は(サンダーストライク)
回復魔法は(エクストラヒール)
せ、性技の味方って…女神にツッコミたい所だが
ここはひとまず先へ進もう。
その後、10体のオークソルジャーと4体のオーク
キャプテンを倒した時にオークの集落と思われる砦を見つけた。この先は充分に対策と準備をしてから
複数パーティーでの攻略になる。
十分な成果も得たし撤退することに決まった。
ギルドに戻る道中で魔物を倒した時に僕のレベルが
上がった…。
レベル13になり増えた能力は…
【性長倍増】…?
攻撃魔法は(ギガサンダー)
回復魔法は(エクストラキュア)
更に頭の中にアナウンスが流れる…
(性の3点セットが揃いましたので追加特典の
【性技の使者】をプレゼントします)
って、おおいっ!!
これもう、ツッコんでいいよね?
ダ女神にツッコんでいいんだよね?
【性技の味方】…卓越した性技の持ち主となる?
【性長倍増】…チン長が2倍、2倍っ!!練度が
上がれば多少のサイズは調整可能
【性技の使者】…その眼差し、その口上…もう
何人たりも逃げられません
なんともいえぬ怒りを抑えながらギルドの手続きを
終え真っ直ぐ宿に戻った。
(あのう、フローラ様、これは一体どういう思し召
しなのでしょうか?プルプル…)
(しょうがないなあ、ドウテゥエイ(童貞)の
ヒカリ君に説明して上げましょう!その昔から
"英雄色を好む"と言うじゃないですか?)
(知らんがなっ!)
(魔王を倒す為にヒカリ君には英雄になってもらわ
なければならない理由(ワケ)でそのお手伝いですよう)
(もう…魔王倒すの辞めようかなあ…)
(ちょ、ちょっと待って下さいよ!)
慌てた様子で女神が飛び出してきた。
「お願いします、辞めるなんて言わないで…私に
出来ることなら何でもしますだがら…」
すがりつく女神をちょっとからかう積りで
「へええ、何でもねえ」
そう言いながら女神の顎をとり瞳を合わせる。
【性技の使者】発動…?
女神はもう視線を反らすことも出来ずにいる。
そっとクチビルを啄むと「アアァ…」と女神の
口が開く、すかさず舌を差し込み女神の舌を蹂躙するとぐったりと力が抜けていった。
ちょっとのツモリが止まらない自分がいた。
【性技の味方】発動…?
左手の指先で背中を右手の爪の背で腰から脇にかけて撫で上げた。
ビクビクと反応する女神…そのあとピーを甘咬みしたりピーを揉みしだく、「ダメ、ダメ」と首を振る
女神をベットに押し倒す。
女神の言葉を無視して色んな所を舐めたり、つまんだり、ハジいたりとやりたい放題にする。
「ちょっとっ、ホントに待って下さいよ、これ以
上進んだら私は女神では無くなってしまいます」
えっ、と僕の手が止まる。
「貴方が嫌な理由(ワケ)ではありません…
だから魔王を倒したその後なら…ねっ」
再び魔王を倒すことを誓うヒカリがそこにいた。
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これ位ならR15で通りますかね?
ダメなら早目に指摘して欲しい…。
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