第17話 東の遺跡へ

 シンシアさんとデートした次の日、朝食をとっていた食堂でボルノさんにあった。

ボルノさんのパーティーはもう1日休養をとるようだ。 そこで1人で行くなら何処にしたら良いかを

相談すると、東の遺跡が良いと思うと言われた。

ただし、東の遺跡の奥には迷宮が有りそこから色んな魔物が生まれ出てくるらしい。迷宮自体の攻略は罠も多数あるらしくパーティーでなければ攻略は難しいだろうとのことだった。

僕もいずれはパーティーについて考えなければと思うが僕の真の目的は魔王討伐で冒険者はあくまでも

レベルを上げる為のステップなのだ。

その事実を理解してもらわなければ無理だろうな。

とりあえず、東の遺跡の浅い所で新しい装備の具合を確かめてみよう。今日は1人で行くのでミィーも

連れて行くことにした。



 遺跡についた、遺跡といっても入口付近はかつて遺跡があった跡という感じで荒涼した大地が暫く続いている。先が見渡せる為にさして緊張感もなく歩いていると、「グニイィ」?と何か踏みつけた。

思わず飛び退くと水溜りが動いている。

鑑定すると異世界でお馴染みのアイツのだった、そうスライムだ。初めて実物を見たがこの世界のスライムは飛び跳ねることもなく動きもノロい。

ほぼ無害のようなのでほっとこう。

基本、無駄な殺生はしたくないのだ。


 遺跡の中をどんどん進む。ここまでで襲ってきたのは一角ウサギ、グレートボア、レッドサーペント

などの魔獣ばかりだった。 いずれも群れでおらず

今の僕なら1人で十分倒せた。

ニコルの武器屋で手に入れた装備ブラックシリーズ

(すべて漆黒の魔鉱石で出来ているので勝手に僕が  

 そう呼んでいる)

奥に進むほどに魔獣も強くなってきた。

そろそろ奥の方に迷宮の入口が見え始めた時、肩に

乗っていたミィーが空を見上げながら騒ぎ出した。

スゴいスピードで急降下してくる、グリフォンだ!

僕に向けた爪が届く寸前にグリフォンの首裏に瞬間

移動して首を難なく一振りで斬り音した。

凄い切れ味で恐らくグリフォンも斬られた事に気付いていないかのようで断末魔を上げることもなく息絶えた。これ、僕だから簡単に倒せたんじゃね?

まあ、単体で来てくれるから助かるけどさ。

咄嗟に瞬間移動したけどミィーも一緒に移動したよな?しかも戦ってる最中も振り落とされないしさ。

ミィーを抱き上げまじまじと顔を見て


「お前は普通のネコじゃないんだね?」


と問いかけるも知らん顔をされる。

(フローラ様、ミィーにも何か授けました?)

(その件はノーコメントです)

(絶対なんかしてるし…)


お腹も空いたし結界を張ってお弁当を食べる。

この調子でレベルを上げてたらすぐに無敵に成れそうだなあ、なんて考えていた。

しかし、この後違う意味でも無敵になるのでは?

と思うこととなる。


お弁当を食べ終え食後のコーヒーを飲みヤル気が

満ちてきた。よしっ!頑張ってもう1つレベルを

上げて帰ろう。

グレートボアを2頭、レッドサーペント1匹と

グリフォンをもう1頭倒すとレベルが上がった。

新しく増えた能力は

【性豪】?

使える攻撃魔法は

(ホーリーウエイブ)

回復魔法は

(エリアマジックヒール)

だったのだが…

【性豪】の説明は夜の帝王となる?


こんな能力取ったっけ?

これで僕に何をさせたいの?フロアさま〜っ!!

(その件はノーコメントです…)



=======================

前作が初投稿だったんですけど、それ故に張り切り

過ぎて、エッチシーンも書いたんですけどシーンを

増やすほどに読者が増えるので浮かれてどんどん

描写を過激にしました。直接なワードは一切使わないようにしてたのですが、ガッツリ連想させる表現

だったようで、運営より警告。

書き直せと言われても書き直すとカラーからモノクロになるようでカクヨムで発信するのを諦めました

ガッツリR18仕様にして別の場所で…と考えてます

ぶっちゃけR15ってどこまでOKなんだろ?

取りあえずこの作品ではギリギリを狙うのは止めときます。




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る