第37話 そんな漢気見せられちゃ

やっぱり好きだな──


マイク片手に熱唱する葉月を見て、樹里はしみじみとそう思った。


トレンドの発信地とも言われる若者の街で、ショッピングと「ばえる」パンケーキを楽しんだ樹里たちは、その足でカラオケ店へと移動した。


なお、咲良は何があろうと絶対に歌わないため、マイクを握るのはもっぱら葉月と晶、そして樹里である。


樹里もそれなりには歌えるものの、やはり葉月の歌唱力は別格だ。先日の文化祭で、初めて葉月の歌を聴いた多くの生徒があっさりとファンになったらしい。


本日五曲目を歌い終えた葉月がソファへ腰をおろし、「疲れたー」と独りごちる。カラオケであっても必ず立って熱唱するのが葉月スタイルだ。


「やっぱり葉月の歌とゆーか声とゆーか好きだわー」


「あーしに好きとか言ってると陽奈ちゃんに怒られるぞー?」


ニヤッと笑みを浮かべた葉月がドリンクのグラスへ手を伸ばす。


「てか、陽奈ちゃんも来られたらよかったのにー」


タッチパネルで曲を探していた晶が、手を止めて樹里を見やった。


「今日はお母様とお出かけみたいだからね。それに、陽奈歌は苦手らしいから来てても歌わなかったと思うよ」


「マ? 咲良と一緒じゃん」


「咲良は苦手どころの話じゃないしな」


足を組んでスマホをいじる咲良に、葉月と晶がニヤニヤとした笑みを向けた。


「うるせーな。人間何かしら不得意なもんがあんだよ」


若干不機嫌そうに答える咲良に樹里が苦笑いを浮かべる。なお、咲良が陽奈にしたことについてはすでに説教済みだ。自分はそれ以上のことをしているため説教できる立場ではないのだが。


と、そこへ──


「あ……電話だ」


バッグのなかでスマホが振動したのを感じ、取り出し画面を確認する。画面には神木葉子と表示されていた。


「ごめん、ちょっと電話してくるね」


スマホだけ持った樹里は部屋から出て行き、階段の踊り場へ足早に向かった。各部屋からの音漏れが酷く廊下ではまともに会話できないおそれがある。


それにしても、陽奈のお母様から電話なんて珍しいな。何かあったのだろうか。かすかな胸騒ぎを覚えつつ樹里は通話のアイコンをタップした。


「もしもし」


『あ、もしもし樹里ちゃん?』


「はい、樹里です。こんにちは。お母様、どうされたんですか?』


『あの……陽奈から樹里ちゃんに何か……連絡とか来てないかしら……?』


「陽奈から、ですか? いえ、今日は来てないですが……」


『そう……』


「お、お母様。何かあったんですか? 陽奈、今日はお母様とお出かけすると聞いてたんですけど……」


『それが……陽奈、いなくなっちゃったの……』


樹里は一瞬、葉子が何を言ってるのか理解できなかった。


「は……? ええと……どういうことですか……?」


『私、リビングでアメリカの友人と電話をしてて……何か物音がして……多分、あのとき出て行ったんだと思う……』


努めて冷静に話そうとしているが、葉子の声はかすかに震えていた。


「ど、どうしてそんなことに?」


『多分だけど……あの子、私たちの会話を聞いて、勘違いしちゃったのかも……』


葉子はキャシーとの会話内容をかいつまんで樹里に説明した。あのとき葉子の口から発せられた言葉。



『ああ……まあたしかに、それを考えるとアメリカがいいかもしれないわね』


『それは今関係ないでしょ。でもまあ、それに関しては間違いなく日本よりアメリカがいいと思う。何だかんだ暮らしやすかったしね』


『そうだね。じゃあ……一年以内にはアメリカ行くわ。新居も見たいし』



あのときの物音。きっと陽奈は自分たちの会話を聞いたんだ。そして、母親が再び生活の拠点をアメリカへ移そうとしていると勘違いした。


『あの子……樹里ちゃんと離れ離れになっちゃうって勘違いしたのかもしれない……それで、ショックを受けて……ああ、どうしよう……!』


葉子が次第に早口となり、最後は涙声になった。一方の樹里も、スマホを持つ手がかすかに震え始める。


「お、お母様。落ち着いてください……! いなくなったのはいつですか?」


『今から二時間ほど前……もしかしたら帰ってくるかもと思って……!』


樹里は一瞬スマホを耳から離し時間を見た。十五時すぎ。


「警察には!?」


『一応連絡したけど、昼間に自分の意思で出かけてるってことで、あまりまともに取りあってもらえなかった……』


樹里は思わず歯噛みした。


「ひ、陽奈にLIMEや電話は?」


『ずっとしてるけど……あの子、電源切ってるみたいなの……』


マジか──


湧きあがる絶望感に思わず樹里は立ちくらみを起こしそうになった。壁に寄りかかったまま、苦しそうな息遣いをしている樹里を、店員が怪訝そうな目で見ながら通りすぎた。


「……お母様、私たちでも探します。お母様はもう一度警察に相談してみてください!」


『うん……うん……! ありがとう、樹里ちゃん……!』


電話を切った樹里は急ぎ部屋へ戻り勢いよく扉を開けた。


「うおっ! びびった……どしたん樹里?」


血相を変えて部屋へ入ってきた樹里を見て、只事ではないと直感した咲良がタッチパネルの演奏停止を押す。熱唱中だった晶も、樹里へ心配そうな目を向けた。


「陽奈が……陽奈がいなくなった!」


樹里は、先ほど葉子から聞いた話を咲良たちに話して聞かせた。


「ごめん、私今から陽奈を探しに行く……! だからごめん、今日は帰るね……!」


急いでバッグを手に取り、財布から千円札を数枚出すと、樹里はそのまま部屋を出ようとした。が──


「待て待て、樹里! 探すってどこを探すつもりだ?」


「そ、それは……! でも、陽奈がいなくなったっていうのに、じっとしてられないよ……!」


瞳に涙を浮かべる樹里の気持ちは、咲良も葉月も、晶もよく理解している。だからこそ、三人とも気持ちは同じだった。


「落ち着け、樹里。陽奈ちゃんは私らにとっても友達なんだ。一人で突っ走ろうとすんじゃねぇよ」


「咲良……!」


「泣いてる場合か。とりあえず……なるべく早く見つけねぇとな……十七時くらいにはもう日が落ちるぞ」


暗くなると間違いなく捜索は難しくなる。陽奈がどこにいるかにもよるが、場所によっては危険も迫るだろう。


それに、樹里は夜が、暗いところが苦手だ。咲良たちもそれはよく理解している。その理由も。


「なるべく広い範囲を一斉に探したいが……ネックは兵隊の数だな……」


咲良が眉根を寄せて考えこむ。と、葉月が「あ!」と声をあげた。


「どした、葉月?」


「や、あたしの先輩でさ、めちゃ顔広い人いんだよ。地元で暴走族やってた人なんだけど、今は半グレみたいなことやっててとにかく人脈がえげつない」


「半グレか……へたに頼み事なんかしたらのちのち面倒くさくなりそうだな……」


「んー、その先輩はイカつい人だけど、根っからの悪ではないよ? 後輩思いだし、自分のために人に暴力振るうようなこともなかったし。ただ、周りのヤツらがろくでもないんだよなぁ……」


腕組みしたまま「うーん」と考えこむ咲良と葉月。


「……葉月。その人、どこにいるかわかる?」


「え? うん。最近でも連絡とることあるし。ここからそんな遠くないよ。日曜のこの時間なら、自宅のガレージで仲間と車とかバイクいじってると思う」


「お願い、連れて行って」


樹里が葉月の目を真っ直ぐに見つめる。


「……わかった! 一応LIME送っとくね。晶、店員さんにタクシー呼んでもらって!」


「りょ!」


部屋の壁に設置されたインターホンの受話器をとった晶が、素早く店員へタクシーの手配をオーダーする。


「はい、はい……お願いしまーす! よし……五分くらいで来るらしいから、出る準備して下降りよ!」


樹里と咲良、葉月は頷くと、テーブルとソファの上を見まわし、忘れものがないかだけ確認して部屋を飛び出した。



──神木邸のリビングでは、沈痛な面持ちの葉子が祈るようにスマホの画面を見つめていた。


もしかすると陽奈から連絡があるかもしれない。淡い希望を抱きLIMEのトーク画面を見つめるものの、送ったメッセージが既読になる様子はまったくなかった。


先ほど、警察にも再度連絡した。娘がいなくなったと考えられる原因を丁寧に説明し、もう数時間連絡がとれないことも伝えると、都内を巡回中の全警察官へ情報共有することを約束してくれた。


ああ……お願い陽奈……! 早く帰ってきて……! せめて連絡だけでもしてちょうだい……!


ギフテッドの天才児とはいえ、小学生の子どもであることは間違いない。事故、もしくは事件に巻き込まれでもしたら……。


お願い……あなたまで私を一人にしないで……! お願い……!



『君は一人じゃないじゃないか。お腹、赤ちゃんがいるんだろう?』


突然、葉子の頭のなかに言葉が鳴り響いた。それは、まだ陽奈がお腹のなかにいたころ。過ちを犯そうとした私を止めてくれた人が口にした言葉。


葉子の全身を電流が走った。そうだ……なぜ忘れていたんだろう……たしかあの言葉も……。


『かわいくなれるのは女の子の特権だからね』


夏祭りのとき、陽奈に浴衣を着付けてくれていた樹里ちゃんが口にした言葉。あの言葉も、哀しみに打ちひしがれていた私にあの人がかけてくれた言葉だ。


香澄さん──


まさか……そんなことがある? でも、たしかに思いあたる節はある。初めて樹里ちゃんに会ったとき、私は何とも言えない懐かしさを感じた。


あのときは、どこかで見たことある程度にしか思わなかった。でも、そうじゃない。そうじゃなかったんだ。


刹那、葉子がハッとしたように重大なことを思い出した。樹里ちゃんのお母さんは、たしか亡くなられたと……。


待って……じゃあ……じゃあ、香澄さんはもう……? そんな……!


と、そのとき──


時計の針がカチッと音をたてた。一瞬肩を跳ねさせた葉子が時計を見やる。針は十六時をさしていた。夜のとばりがおりるまであと一時間と少し。


本当は、葉子自身も今すぐ外へ陽奈を探しに出かけたかった。が、自宅に戻ってくるかもしれないとのことで、警察から家に居るよう言われている。


膝にのせた両手を強く握りしめた。お願い陽奈……どうか無事でいて……! 香澄さん……どうか、どうかあの子を守ってください……!


俯いた葉子の瞳から熱いものがあふれ、雫となって手の甲に落ちた。



──タクシーで樹里たちがやってきたのは、新・池袋と呼ばれるエリアの郊外。戸建てや集合住宅がいくつか建ち並ぶなかに、樹里たちの目的地はあった。


「ここだよ」


葉月が指さした先には、車の整備工場のような建物がある。白い外装のガレージはシャッターが開きっぱなしで、その前には数台のバイクと車が停まっていた。


葉月と晶を先頭に、樹里と咲良があとに続いてガレージのなかへと足を踏み入れる。


「マコトさん、ちーっす!!」


「ちわーっす!!」


葉月と晶が元気に声をかけると、旧い車のエンジンルームを覗き込んでいた男がゆっくりと振り返った。


長身痩躯。猛禽類を思わせる鋭い眼光。黒い髪をオールバックにした男は、右手に持っていたスパナをそばに立つスキンヘッドの男へ手渡すと、ニッと口の片端を吊り上げた。


「よう、葉月に晶。相変わらずお前らは派手な格好してんな」


「根っからのギャルなんで」


「なんで!」


マコトと呼ばれた男が、くくっと短く笑い声を漏らす。笑っているようだが瞳の奥はまったく笑っていない。樹里にはそう感じた。


「で、そっちが?」


「っす! さっきLIMEで説明したダチっす」


ジロリ、と視線を向けられた樹里が、サッと腰を折る。


「さ、佐々本樹里、といいます。葉月から……とても顔が広い方だと聞きました。お願いします……私の友達を捜すのを……手伝ってもらえないでしょうか……」


マコトは身じろぎ一つせず、じっと樹里を見やった。


「……葉月らのダチにしちゃ、ずいぶん真面目そうというか……まともだな」


「どういう意味っすか、マコトさん!」


憤慨する葉月を無視し、マコトは胸ポケットから取り出したタバコに火をつけた。


マコトとスキンヘッドの男から少し離れた場所では、パイプ椅子に座った三人の若い男がタバコの紫炎をくゆらせながら、樹里たちのほうを見ている。


「まあ、話は葉月から聞いている。協力してやりてぇとは思うが、都内全域となるとなかなかな……」


「マコトさん! そこを何とかお願いしまっす!」


「しまっす!」


「お、お願いします……! 友達は……陽奈はまだ小学生なんです……このまま暗くなって、治安の悪いところにでも迷い込んだら……」


腰を深く折ったまま言葉を紡ぐ樹里をちらりと見たマコトは、タバコの煙をふぅーっと天へ吐き出した。


一方、マコトの隣に立つスキンヘッドの男は、樹里の太ももから胸のあたりをニヤニヤとしながら舐めるように視線を這わせていた。


「……都内全域でそこそこ人が集まるエリアを捜すとなると、うちのシマ以外にも兵隊を送らなきゃならなくなる。ヘタしたらあっという間に抗争だ。簡単にゃ首を縦には振れねぇよ」


「なら……いったいどうしたら……!」


樹里が顔をあげる。その顔には悲痛な表情が浮かんでいた。と、そのとき。


「まあまあ、マコトさん。手伝ってやってもいいじゃないですか」


それまで黙っていたスキンヘッドの男が口を開いた。ゆっくりと樹里のそばへ近寄り、再び全身を舐めるように視線を這わせる。


「ほ、本当に手伝ってくれるんですか……?」


樹里の声がかすかに震える。


「ああ。ただ俺らにメリットが少ねぇからなぁ……。手伝ってやるからさ、一発ヤらせてくれよ」


ニヤニヤとした気持ち悪い顔を近づけられ、樹里の全身が硬直した。


「お前あれだろ? そこそこ有名な読モだろ? そんな女と一発ヤれるんなら、俺らにもメリットがあるってもんだ」


スキンヘッドの息遣いが少し荒くなった気がした。股間も少し膨らみ臨戦体制に入っている。と、そのとき──


「……舐めた口きいてんじゃねぇぞチンピラ」


樹里の背後に立っていた咲良がドスのきいた声を発したかと思うと、一歩前に進み出てスキンヘッドの男を鋭い目で睨みつけた。


四人のなかで一番清楚でおとなしそうな女子から凄まれ、スキンヘッドの男が思わず面食らう。


「な、何だとてめぇ! 頼み事しにきといて何だその態度は!?」


「ああ!? 誰がてめぇらなんぞに頼むか! 樹里、こいつらはダメだ。行くぞ!」


「てめぇ、舐めやがって……!」


スキンヘッドの男が咲良に掴みかかろうとした。が、咲良はそれをサッとかわす。そして、そっと右手を上着のポケットへ突っ込んだのを樹里とマコトは見逃さなかった。


「やめて」


樹里が口を開き、スキンヘッドと咲良の動きが止まる。


「わかりました……さっきの条件でいいです。その代わり、絶対に協力してください」


「なっ……! バカやろう! 樹里、お前自分が何を言ってんのかわかってんのか!?」


咲良が樹里の肩を手荒く掴む。が、樹里は迷いのない真っ直ぐな目を咲良へ向けた。


「わかってる。でも、こうしているあいだにも陽奈が……危険な目に遭ってるかもしれない……早く陽奈を見つけるためなら、私の体なんて好きにしたらいい」


「……っ!」


咲良の顔がぐにゃりと大きく歪む。自身の無力さに腹を立て、思わずそばにあった鉄骨の柱を殴りつけた。


「へ……へへ……うまく話がまとまってよかったぜ。じゃあさっそく前払いで頼むわ……ここの奥に部屋があるから──あぶぅっっ!!?」


樹里の肩を抱こうとしたスキンヘッドの顔面に、マコトの裏拳がめり込んだ。さらに、鼻を押さえてうずくまるスキンヘッドの襟を掴み、ガレージの外へ投げ飛ばす。


突然の出来事に、樹里や咲良たちも唖然とせざるをえなかった。


「バカが……何勝手なことしようとしてやがる」


うう、とうめき声をあげるスキンヘッドを一瞥したマコトが樹里へと向き直る。


「……一つ聞きてぇ。どうしてそこまでしようとする。家族でもねぇ、ただのダチのためになぜだ? そのガキは、お前のいったい何なんだ?」


目の前に仁王立ちし、見下ろしてくるマコトの視線を樹里は真正面から受け止めた。


「大事な……友達です。とても、とても大切な……」


樹里が小さな声で、だがはっきりとした声で言葉を紡ぐ。


「私にとって……体の一部のような……、いや……あの子は私なんだ……!」


目を伏せ、全身を小さく震えさせる樹里を、マコトは少しのあいだ黙って見つめた。そして──


「……おい、ヒロト!」


パイプ椅子に腰かけていた金髪の男がスッと立ち上がり、マコトのそばへ駆け寄る。


「うちの連中に片っ端から声かけろ。人捜しだ」


樹里が弾けるように顔をあげる。


「お嬢ちゃん、その友達の写真を俺とこいつのスマホに送れ。それを使って捜索する」


「は……はい!」


急転直下の展開に慌てながらも、樹里がスマホを取り出す。


「マコトさん、都内全域となるととてもうちの兵隊だけじゃ足りませんよ。それに、旧・新宿をはじめ、よそのシマをうちの兵隊がウロウロすると変に勘繰られます」


「東京連盟や怒麗淫にも協力を仰ぐ。よそのシマのやつらにも、俺が直接連絡を入れておく」


「ほ、本気ですか? うちが舐められちまうんじゃ……」


眉根を寄せるヒロトに、マコトが刺すような視線を向けた。


「バカやろう! こんなお嬢ちゃんがあんだけの漢気見せたんだ! それに応えられねぇほうが舐められちまうだろうが!」


「は、はい!」


一喝されたヒロトが即座に頭を下げた。


「俺たちも捜しに行くぞ。お嬢ちゃん、車を出すから一緒についてきな」


しばらく呆然としていた樹里が、ハッと我にかえる。


「は、はい! お願いします!」

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