第2話 赤ずきんちゃん(優しいおばあちゃんの仮面をかぶった狼に)気をつけて
<引用開始>
「正義感だけの人間とはやっかいなものです。なにしろ、裏を返せばお人好しで信じやすい。つまり、人にだまされやすいということ。
なにしろ、他人の悪の部分を感じとれるのは、自分に悪の部分があるからです。
それがない人間は...。」
寺沢武一「バット」
<引用終わり>
今まで、私もずいぶん女性に欺されてきましたが、それは命に別状がないし、身ぐるみ剥がされるなんてことがない、いわば「ゲームに負けた」ようなもの。
ですが、政治屋・警察屋、謂わば国家による詐欺の場合、身ぐるみ剥がされた上に命まで取られてしまう。
20年前の南米で、ペルーの首都リマで女の子に誘われて酒を飲み、気がついたら、翌朝、海岸で素っ裸で寝ていた、という立命館大生(出身は青森)とチリで出会いました。
不幸中の幸い、当時はフジモリ大統領の治世でしたので、警察・政府関係者の、迅速で手厚い保護を受け、すぐに旅を続けることができたそうです。(ペルー大使館人質事件が起きたのは、テロの襲撃計画を察知したフジモリ大統領の警告・中止要請を完全無視し、園遊会なんかを強行した日本の大使だか総領事の責任です。)
万引き・痴漢からテロに至るまで、世界中どこでも犯罪は発生する。
それを未然に防ぎ、抑止・撲滅するのが政府や警察の役目なのですが、日本の場合、自分たちの飯の種にする為に放置、更には、それら犯罪者集団を手厚く保護し、犯罪の再生産を仕事とする「アメリカCIA方式」を採用しているのではないか、と疑うほどの無能・無策ぶり。
実際、今の日本という国は、ペルーという「外国」以上に危険な国になっている。「政治屋や警察屋自体が狼」という意味で。
日本人医師の中でただお一人、正論を述べられていた近藤誠さんというお医者さん(癌治療の専門家)が、先頃お亡くなりになりましたが、誰がどう考えても自然に亡くなったとは考えられない「最期」であるにもかかわらず、政府も警察も、犯罪の裏にある権力者に対してはアンタッチャブル(untouchable 不可触)、「見ざる聞かざる言わざる」。
いまの日本政府も警察も、「フジモリ大統領治下のペルー」以下の以下なのです。
かのプライド高い、そして実質的に世界一の強国(政治・経済・文化)である中国が、唯一人、敬意を表した日本人政治家、田中角栄(1918~1993)首相の時代であれば「フジモリ大統領治下のペルー」と同じくらい、信頼できる政府であったのでしょうが。
ジジイの私には「降る雪や、明治は遠くなりにけり」の感があります。
「明治」とは1970~80年代の日本ですね。
「銀座のど真ん中で、バールを使ってショーケースをぶち破り宝石を強奪する」なんて、いかにも韓風安ドラマ・映画の筋書きそのもの。オカマちゃんが跋扈する、大阪は新世界の新国際劇場で毎週のように上映されています。
そんな幼稚な事件というか、茶番劇というか、安物のお芝居を、韓風社会に毒されていない外国人であれば、すぐに「ああ、これで警察は予算を増やせるし、警察OBの天下り先であるたくさんの警備会社、保険会社はガッポリ儲かるだろう」と、至極当然に考えます。
なにしろ、「表面上の犯人」は未成年者であり、実質的な被害は窓ガラスだけなんですから、弁償すれば、執行猶予で保釈となるかも知れません。
「はーげと禿げとがケンカしてー、どちらも毛が(怪我)なく良かったね。」ということです。
ところが、毎日、同じような韓風ニュースばかりで洗脳されている在来種純粋日本人は、こんな与太話(ばかげた話)を、すっかり信じ切ってしまう。
なんといっても、在来種純粋日本人というのは子供の時に「日本昔話」の世界で育っていますから、人を疑うことを知らない。悪人がいても、その後ろにもっと大きな悪があることを知ろうとしない。
かつての名作テレビドラマ「必殺仕掛人」で、今で言えば警察庁長官を斬ろうとする仕掛人西村左内は、「おぬし、気が触れたか ?」という「警察庁長官」の問いにこう答えます。「狂っているのは世の中の方だと思っておる。」と。
新聞・テレビ → 毎日バカ騒ぎを煽る
週刊誌 → 毎週バカ騒ぎを煽る
月刊誌 → 毎月バカ騒ぎを煽る
そして、新聞・テレビ・雑誌の「今年の総括」もまた、バカ騒ぎを繰り返すだけ。
「悪貨は良貨を駆逐する」というグレシャムの法則の通り、今の日本は、韓風バカの壁(外来種偽日本人)が、在来種純粋日本人の心を腐らせ、グチャグチャにしています。
しかし、テレビも新聞も「頭巾と見せて頰(ほお)かぶり」で、日本は世界一平和で安全な国という幻想を、私たちに見せているのです。
現在の日本に溢れる、くだらない「ニュース」とは、報道というよりも、何らかの意図を持った宣伝・煽動・煽情工作としか思えないのは、私だけではないだろう。
空騒ぎを起こしているスキに、スリがあなたのポケットから大切なものを盗み取っていくように、在来種純粋日本人のモノ・カネ(貯金)・土地を奪う。そして、もっと悪質なのは、大切な在来種純粋日本人の心が通用しない世の中にしている、ということなのです。
○ 犯罪・事件 誰が最後に笑うのか
<引用開始>
刑事 「テロリストの裏にいる真犯人は誰なんでしょう ?」
刑事の上司 「絶対に(警察に)捕まらない奴さ。」
ヒッチコック映画「サボタージュ」1936年
<引用終わり>
マスコミが大騒ぎして(儲かり)、おまわりさんにお仕事の機会を与え、お茶の間のみなさんを楽しませてくれた派手な宝石店強盗。
しかし、毎日のように起こる万引き犯にしても痴漢にしても、すべての警察発表というマスコミ報道とは、「世の中を騒がしている間に、あなたのポケットから大切なものや、心を盗み出す為の囮(おとり)」でしかない。
「風が吹けば桶屋が儲かる」。江戸時代の人は粋なことを言いましたが、「犯罪の追求とは、詰まるところ、その犯罪で一体誰が得をするのかという(利益享受者の)解明・特定」にある(犯罪社会学)。
コナン・ドイルの推理小説シリーズ「名探偵シャーロックホームズ」の謎解きも、畢竟、その糸(意図)をたどるプロセスに面白みがあるのです。
「NHK国際放送」なんていう番組でも、日本で毎日のように起きている、くだらない政治屋たちのスキャンダルや、幼稚な犯罪をあげつらうバカ騒ぎ・空騒ぎを、海外へ「報道」しているのだろうか。
もし、そうだとしたら、中国の国際報道である「人民報日本語版」のような、しごく真面目で・まともで・正しい報道と見比べて、私たちは愕然とするでしょう。
中国の場合、日本のようなバカニュースなどなく、まともなニュース(出来事)ばかりだから、ことさら恣意的・扇情的なニュースを作る必要もない。中国国内に無数に転がる、まともな出来事・正しい話を、そのまま報道しているだけです。
各国の報道の内容(政治・経済・社会・文化での出来事や話題)・マスコミや識者によるその取り上げ方(視点・観点・論点)によって、その国の民度が推し量られるとすれば、日本ほどバカでくだらない国はない。そして、その張本人とは在来種純粋日本人ではなく、政治屋も警察屋もすべて外来種偽日本人なのです。
とは言っても、本当の・真の利益享受者は誰か?、という糸をたどれば、広瀬隆氏の「赤い盾」「アメリカの200家族」「ヨーロッパの300家族」「日本の閨閥」といった世界となり、マスコミも警察屋も政治屋たちも、単なるパンデミックを煽る為の「傀儡」くぐつ(歌に合わせて舞うあやつり人形)でしかない。
そして、そんな人形たちを操る傀儡師とは「絶対に捕まらない」のですから、いくら私たちが騒いだところで仕方がない、ということになるのです。
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