第3話 依頼
ヨイショヨイショ、と言わんばかりに
がドアの隙間から入ってきた。
「ルド・ジンギだ、今晩9時に少女を1人連れてくる、その子の護衛を頼みたい」
そう、俺にそう言うと燐のついた足をシュッとすると自決した。
オーケ今晩の9時かまだ8時半だまだ一服する余裕がある。
俺はアップルベントのパイプにチェリーの芳香のするそれを入れると、マッチで火を付けた。
スパスパ吸って火種を作る。フーッと深呼吸をする。
うまい…………うまかった。チョリソーアイスなんか比較にならないくらい。
そしてスパスパとやりながら、9時まで有意義に過ごした。
そして、9時になったピッタシだった。
トン……トン……トンと3回ドアがノックされた。
ゆっくりと3回これが俺たちの符号だった。
俺はパイプの灰を捨てるとドアの鍵を外した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます