7. 異世界ほのぼの日記3 111~115


-111 伝えたくなった感謝の気持ち-


 宴が幕を閉じる時が近づいていた、ナルリスは招待客達の様子を見ながら最後に出す品物の用意をし始める事にした。宴の最後と言えばやっぱりあれだが、ロリューは頭を抱えながら店主に近付いた。


ロリュー「そろそろドルチェ(デザート)のタイミングだがどうするんだ、俺はケーキなんて作った事なんて無いぞ。」


 料理やワインに関する知識や技術は存分に学んできたつもりではいたが、デザートに関しては別だ。正直言って指一本触れた記憶もない、ナルリスが作るのだろうか。


ナルリス「大丈夫だよ、俺だって甘い物に関しては正直ズブの素人だが心配する必要は無い。」

ロリュー「おいおい、現時点でメニュー自体にドルチェなんて無かっただろ。俺は家で作る様なパンケーキ位しか出来ないぞ、そんなんで客達が満足する訳が無いだろうが。」


 おいおいロリュー、ホットケーキに失礼だろうが!!ふんわりとしたパンケーキは俺の大好物の1つだし、それなりにデコレーションしたら立派なドルチェに変身するんだぞ!!俺の幼少の頃の恩師にパンケーキの店を出した人だっているんだから謝れコラ!!


ロリュー「す・・・、すんません・・・、って誰なんだよ全く・・・。」



まぁ、謝ったから許すよ。話に戻りますかね、えっと・・・。

元々光の作った野菜等を使った料理を出す為に出した店ではあるが、今の今まで光自体が果物を作ろうとしなかったのでドルチェには全く手を出そうとはしなかったのだ。たださっきの「心配ない」という言葉の意味は一体・・・。


ナルリス「おーい、準備は出来てるか?」


 店主は調理場の奥にある小部屋に向かって声を掛けた、


ロリュー「ナル、誰に声を言ってんだよ。」

ナルリス「良いから黙って見てなって。」


 するとナルリスの声掛けに反応した女性が1人、スポンジが何段にも重なった大きなケーキを載せた台車を押しながら小部屋から出て来た。


ロリュー「おいおい、結婚式でもするつもりかよ。それとさ・・・。」


 ロリューは台車上のケーキを見て頭を掻いていた。


ロリュー「出入口から出せんのか?」

ナルリス「大丈夫だ、予め出入口の高さを測ってから作ったから通るはずだぜ。」


 ロリューの心配事はあっさりと解決したが問題はそこでは無い、このケーキを作った女性は誰なのだろうか。


女性「パパはん、私だけでは運べませんって・・・。流石に大きいから重すぎますわ。」


 あれ「パパはん」?この似非(エセ)関西弁、何処かで聞いた事があるぞ。


ナルリス「悪い悪い、手伝うから許してくれよ・・・。」

ロリュー「その声はプルちゃん?!そう言えば宴席にいなかった様な・・・。」

プル「そりゃそうですわ、1人でずっとこれ作ってたんですから。」


 そう、実は光が魔力で作りだしたスライムのプルが「コノミーマート」でのアルバイトの合間を縫ってネフェテルサ国王妃・レーゼの働くカフェでこの日の為にドルチェ作りの勉強を行っていたのだ。


ロリュー「それにしてもよくこんなに大きいケーキを作る気になったよな。」

プル「そりゃね、光さんがおらんかったら私この世界にいませんからね。」


 光が『メイクスライム』でプルを作り出したばかりの時は光に反抗していたというのに主人に対する感謝の気持ちを持つ事が出来る様になったとは、プルも成長したもんだな。


ナルリス「皆様、食後のデザートとしては大きすぎかもしれませんがケーキをご用意致しました。ごゆっくりご堪能下さ・・・、ってありゃま!!」


 ナルリスが客達に話しかける裏で好美が半分程食べ尽くしてしまっていた、あらら・・・。


-112 スイーツは別腹と話のきっかけ-


 街の中心部で1番大きなビルの所有者、そして15階建てのマンションの大家は会場にある全員の為にスライムが丹精を込めて作ったケーキを半分程食べ尽くしてしまったが故にその場に倒れ込んでしまった。はっきり言って自業自得・・・。


真希子「好美ちゃん、いくら「デザートは別腹」とは言っても酷すぎやしないかい?ちょっとは周りの皆の事も考えなよ。」


 恋人の母親に正論を言われてシュンとしてしまった好美から少し離れた所から、再び歓声が沸き起こった。何があったのだろうか。


ナルリス「私の予想通り、こう言う事もあり得ると思っていたのでプルちゃん本人にお願いしてあちらのケーキとは別にミニサイズのスイーツセットを作ってもらいました。「まだ一口も食べて無いよ」という方からどうぞお召し上がり下さい。」


 自分が食べ尽くしたケーキとは別の甘い香りに誘われた好美は新たに調理場から出て来たスイーツ達に目をやってしまった、ただ流石にこれらをも食べ尽くしてしまうと自己中心的に思えるのは俺だけだろうか。ああ・・・、見てる(と言うか妄想している)だけってのも辛い物だな。よし・・・、後で冷蔵庫にあるケーキでも食うかな。


好美「何よ、あんたも私に隠れてスイーツを楽しむつもりな訳?」


 な・・・、何を仰っているんですか!!この国でもかなりの実力をお持ちの起業家である好美さんを差し置いてこそこそ甘い物を俺が食べる訳無いじゃないですか。ほら、あちらに色とりどりのスイーツがありますし、まだそちらの巨大ケーキも残って・・・、ない。


好美「守!!何食べ尽くしてくれてんのよ!!」

守「待てよ、これはお前1人の物じゃないだろ。」


 確かに守の言っている事は正論だ、元はと言えば悪いのは好美の方だと思うのだが・・・。


好美「何?この私に文句でもある訳?」


 な・・・、何もございません。それに好美さん、ケーキを食べているのは守だけじゃないみたいですよ。


好美「え?!嘘でしょ?!」


 ほら、よく御覧なさい。守の隣で口をもごもごさせている人間がいるじゃないですか。


好美「美麗!!あんたもなの?!」

美麗「私だって女の子だもん、甘い物食べたいもん。」


 さてと・・・、こっち側の女子2人は守に任せておいてっと・・・。


守「やめろよ!!俺にどう処理しろってんだよ!!」


 大丈夫だって、お前は俺と違って2人の事を知り尽くしているだろ?


守「まぁ・・・、何とかやってみるわ。話を続けろよ。」


 すまんな、ずっとこの調子だと全く前に行かんから助かるぜ。よし・・・。

 顔を赤くしながら新たな事業のヒントを得た結愛はテーブルに並べられたミニスイーツを食べながら考えていた、勿論これから事業展開していく「貝塚運送」についてだ。


結愛「うーん・・・、やっぱり企業向きの運送サービスも考えないといけないかもな。飲食店と卸業者の間の懸け橋的な、ただな・・・。」

真希子「珍しく深刻そうな顔してどうしたんだい。」


 美味いスイーツを食べながらも、眉間にしわを寄せる社長を気にかけて声をかけた筆頭株主。別に金の心配は必要無いのだが・・・?


真希子「別にあんたが社長になってから経営難に陥った事なんて無いだろうに。」

結愛「ババ・・・、おば様・・・。」

真希子「私(ババア)に協力出来る事は無いかい?仲間なんだから言ってごらんよ。」


 思わずクリームを吹き出した結愛、真希子の聴力は年齢に関係無く良好らしい。


真希子「珍しいね、そこまで深刻なのかい?」

結愛「すみません、運送事業を展開するのに中型トラックだけで足りるか不安でしてね。」


-113 機械化を優先するか、信頼を優先するか-


 結愛はずっと考え込んでいた、やはりそれなりの量の荷物を運ぶには大型トラックが必要となる。しかし、美麗を含めても「大型」の免許を取得している物は皆無だった。社長がレストランの片隅で苺の刺さったフォークを片手にずっと頭を抱えていたので隣にいたババ・・・、いや筆頭株主である真希子が心配そうに見つめていた。


真希子「何だい、結愛ちゃんだけじゃなくてあんたまで私の事を裏で「ババア」って呼んでたのかい?!」


 いやいや、そんな訳無いですよ。自分では一生働いても稼げやしない位の資産持ちである真希子お姉たまにそんな失礼な事言える訳ないじゃないですか。


真希子「そんな事言って、本当は2作目の時から呼んでたんじゃないのかい?!今だって何とか誤魔化そうと「お姉たま」って言ってたけど本心じゃないんだろ?!」


 (ギ・・・、ギクッ・・・!!流石は大企業・貝塚財閥の筆頭株主、鋭いな・・・。)何を仰っているんです、俺なんて真希子さんの事を尊敬はしても貶す様な事言える訳無いでしょ!!ほら、結愛が貴女様の事をお待ちですよ!!


真希子「何だい、全く・・・。騒々しいったらありゃしないよ、それで?結愛ちゃん、今度は何を考えているんだい?」

結愛「ああおば様、やはり運送業を始めるにあたって大型トラックの導入は必須だと思うんですがおば様のご意見を伺っても良いでしょうか。」


 真希子との関係を崩さない為、あくまでも「大人モード」で話す結愛。


真希子「そりゃあ大量の積荷を運ぶためには少しでも多く載る車両を用意しないといけないさ、単純な話じゃないか。」

結愛「それが・・・、おば様が思っている様に「単純」では無いんです。」

真希子「何か問題でもあったのかい?」

結愛「この世界には「大型」を運転できる住民の方が全くいないんですよ。」


 それどころか、この世界には元々「大型車」という概念すら存在しないのでバルファイ王国にある自動車教習所でも大きくて「中型」までしか取得する事が出来ない。その上、転生者以外の住民はどうして大きいトラックの事を「中型」と呼ぶのかすら分かっていない様なのだ。

 そんな中、真希子はふとある事を思い出した。


真希子「ねぇ、じゃあ学園の送迎で使っているバスはどうなるんだい?あれはそこそこデカい車両を使っているだろう?」


 真希子が言った通りネフェテルサ王国やダンラルタ王国からバルファイ王国にある魔学校へは日本で言う観光バス位の車両を使用しているが、結愛には考慮にどうしても入れたくない理由があった。


結愛「確かにありますけど、あのバスは全て自動運転システムを使用しているんですよ。」


 送迎用のバスにはセキュリティ等の観点から貝塚財閥(光明)が独自に開発したシステムが搭載されていた、やはり会社(結愛)にとって光明の存在は大きい。


真希子「じゃあ大丈夫じゃないか、何が不安なんだい。」


 結愛が言うには送迎バスと同等の大きさのトラックは3国間を結ぶ主要道路は走れても、一歩入った路地等に入っての細かな作業には不向きなのだ。


結愛「それにご利用されるお客様の信頼を得る為に、人の手による受け渡しや作業に拘りたいんです。」


 結愛は機械による運転では効率化は見込めても、どうしても最後は人の目や手による細やかな気配りが必要だと言うのだ。利用客の信頼を得る為の1番の近道はやはり人の温かみ、機械での作業では決して与える事が出来ない大きな要素。

 ただ筆頭株主の一言で社長の悩みは一気に解決した。


真希子「じゃあ主要道を走る大型トラックのみを機械(システム)で、細かな路地を走る中型トラックや軽トラを人が運転するってのはどうだい?これなら「大型」の取得はいらないだろう?」

結愛「おば様・・・、お言葉ですがいつの間にか軽トラも導入する事になってませんか?」


 そう、今現在の貝塚運送では数台の中型・大型の用意がやっとで、軽トラまでは考えていなかったという。


-114 本当の理由と記念日-


 とにかく結愛は真希子に頭が上がらなかった、言い出したら聞かない(思い立ったら即行動派)の性格だからという事もあるが、やはり貝塚財閥の筆頭株主なので実質、会社の実権を握っているのが真希子だという方が大きな理由だろう。ただ筆頭株主であるが故にあの「最悪な高校時代」が幕を閉じるきっかけとなったあの緊急株主総会で真希子が貝塚財閥や貝塚学園を義弘の魔の手から救ったのも事実なので、結愛は真希子にずっと感謝していたのだ。

 そんな中、2人が今いるレストランの副店長でもある筆頭株主はずっと会社の事で頭を抱える社長に切望する事が有った。


真希子「結愛ちゃん、あんたね、折角の祝いの席なんだから仕事を忘れて楽しんだらどうなんだい?」


 確かに真希子は決して間違った事を言ってはいない、結愛は恩人の顔をチラリと見ると一息ついて目の前の酒を一気に煽った。


結愛「そうですね、今からでも遅くないなら楽しみたいと思います。」

男性「何だ、その浮かない顔は。てっきり俺の分まで楽しんでいるのかと思っていたぜ。」


 株主の向こう側から聞き覚えのある男性の声がしたので結愛が覗き込むと、そこには貝塚財閥副社長で旦那の光明がいた。どうやら2人の会話等を『察知』して『瞬間移動』して来た様だ。


結愛「光明じゃねぇか、どうしてここに?!」

光明「「どうして」じゃねぇだろ、お前が有給届け1枚だけを残していきなり消えたから急いで仕事を終わらせて来たんだろうが。」


 いや、いきなり提出して消えた訳では無い。実は数日前から提出していたが、秘書のヒドゥラに頼んで直前まで隠して貰っていたらしい。


光明「お前1人で楽しみやがって、今日が何の日か忘れたんじゃないだろうな!!」

結愛「光明、てめぇ・・・、そういう台詞は普通女である俺が言うもんなんだぞ!!」


 あーあ・・・、また始まった・・・。どうしてこの2人は最近ずっと会う度に喧嘩しているのかね、遅れて来た「倦怠期」ってやつか?


2人「うっせぇ、黙ってろやこの野郎!!」


 何だとてめぇら、もう・・・、2人で勝手にやってろや!!


光明「あのな、そんなに自分が女だってアピールするなら女らしい事でもしてみろや!!」

結愛「てめぇ・・・、言いやがったな・・・、やってやんよ!!」

真希子「2人共、待ちな!!」


 祝いの場が険悪ムード一色になりかけていたので慌てて止めに入る真希子、代表取締役夫婦はここでも筆頭株主には従う様だ。


真希子「あんた達ね、みっともないと思わないのかい?そう言うのは2人だけの時にやりな。それと結愛ちゃん、有給届けを隠していたのは良くないね、何か理由があったんじゃないのかい?」


 2人に対して同級生の親として冷静に言葉をかける真希子に応える様に結愛は重い口を開いた。


結愛「実は今日、本当は光明に内緒で2人で過ごす準備をしようと思っていたんです。」

真希子「どう言う事だい?聞こうじゃないか。」

光明「その前に真希子さん、今日が何の日か覚えておられますか?」


 結愛と違って決して真希子の事を「おば様」と呼ばない光明、それは良いとして・・・。

 副社長に質問された副店長はカレンダーをチラリと見た。


真希子「確か・・・、「あれ」があった日かい?!よく覚えているよ、あの後皆で食べたカレーが美味しかったんだよね。」


 そう、結愛が社長に就任するきっかけとなった「緊急株主総会」の日だったのだ。


光明「そして俺と結愛が付き合い始めた日・・・、それと俺達の「結婚記念日」なんです。」

真希子「何だって?!それはめでたいじゃないか!!何で先に言わないんだい!!」

結愛「すみません、どうしてもサプライズを用意したかったんです。それでなんですけどおば様・・・、あれをお借りしても宜しいでしょうか?」


-115 女として、男として-


 結愛はチラホラと辺りを見廻した後、とある方向を指差した。その先には少し古びたピアノが一台。


真希子「構わないよ。ナル君、すまないけど有線を切ってくれるかい?」

ナルリス「は・・・、はーい・・・。」


 正直オーナーシェフと副店長のどっちが上か分からない。


結愛「お・・・、おば様・・・!!」

真希子「良いでしょ、皆で祝おうじゃないか。」


 結愛は真希子に背中を押されてピアノへと向かった後、弾き語りを始めた。


光明「これ・・・。」


 妻が弾き始めたのは20年程前に沖縄から出て来た有名なバンドが歌い、数多くのアーティストがカヴァーした有名なラヴソングだった。因みに、光明が一番好きな曲でもある(大人の事情でこれ以上は言えません)。

 と言うか結愛、お前ってピアノ出来たんだな。


結愛「うっせぇ、いらん事言うんじゃねぇ!!ガキん時に義弘に習わされてたんだよ。」


 おいおい、折角「女らしさ」のアピールになってたのにその台詞で台無しになっている気がするのは俺だけか?


光明「やべぇ・・・、惚れ直したかも・・・。」


 あ・・・、そんな事も無かったか。それなら良かったんだがな。

 それより光明、お前は何も用意してないのかよ。レストラン中が良い雰囲気になっている内に何かアクションを起こした方が良いんじゃないのか?


光明「どうしよ・・・、どうやって返せば良いか分かんねぇよ。」


 ま・・・、まさか・・・。本当に何も用意していないのか?


光明「だってよ・・・、忙しすぎて会社から直接ここに来たんだぞ。用意する余裕なんてある訳無いだろうが。」


 そんなの理由じゃなくてただの言い訳にしかならんぞ、今からでも良いから何か考えろ。


光明「何も持って無いとは言ってねぇだろ、実はある事はあるんだが・・・。」


 何だよ、だったら潔く出したら良いじゃんかよ。それとも誰かに背中を押されなきゃ出せない物なんか?


真希子「光明君、あんたも男だったらどんと構えてやってみたら良いじゃないか。」

光明「わ・・・、分かりました・・・。」


 やはり真希子には逆らえない光明、ただその時の真希子は筆頭株主ではなく優しい母親の様な表情をしていた。まぁ、守のいる所で言って良いのか分からんが夫婦にとって母親同然の存在と言っても過言では無いから問題ないか。


守「おい!!大問題だよ!!」


 気にすんな、気持ちの問題だって。お前も忘れていないだろ、真希子が株主総会で出席していた全ての株主を説得していた時の背中をよ。


守「そりゃ覚えているさ、あの時の母ちゃんは格好良かったもん。」


 ほら見てみろよ、そんな事言っている内に光明が結愛の前に跪いて・・・、って何するつもりじゃ!!ん・・・?胸ポケットから何か取り出したぞ?


結愛「な・・・、何だよ・・・。皆が見ているだろうが。」

光明「結愛・・・、結婚してからずっと仕事ばかりの日々が続いて未だに後悔している事が有る。役場に書類を提出して戸籍上は夫婦だがちゃんとこう言う事をしたかった、まさか死んだ後に異世界で渡す事になると思わなかったけど受け取ってくれるか?」

結愛「お前・・・、それ結婚指輪か?」


 深く頷いた光明は、妻の左手の薬指に箱から出した指輪をゆっくりとはめた。

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