第121話
「アーちゃん、アーちゃん! こっちこっち! 」
笑顔のルナに手を引かれて花畑に入る。
視界が色とりどりの花でいっぱいになる。
花の香りが凄い。
目の前のルナも花の
「アーちゃん、いっ~くよ~! 」
「お、おい。ルナ! 」
ルナに手を引かれて一緒に「クルクル」と回る。
俺たちに合わせて色とりどりの花びらが舞っている。
目の前のルナは、楽しそうに回りながら笑っている。
「! ちょ、ちょっ、ル……! 」
でもな、ルナ。
ルナが「クルクル」回ると……
「んぎゃ! 」
ほらぁ、やっぱり。
目が回ったのか、足がもつれたのか、ルナが派手に転んだ。
俺もルナに引っ張られて勢いよく倒れてしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます