第7話 加入書

 2枚目の解析の結果明らかになったのは、このカケラは、本当に契約書らしいということだ。宇宙にはいろんな生き物がいる。知的な生物も多い。そうした生物同士が無闇に争わないように、何やら会議体を作っているようだ。ある一定の知性がないと話にならないので、このカケラが読め、所定の行動が取れるものをその会議体に加えることを許可する。そうした内容だった。『所定の行動』それが署名だった。

1枚目は、署名をする個体を特定する旨が書かれてあった。そこへ私が名前を入れたものだから、その個体は私になってしまった。

2枚目からは、会議体の参加規約だ。加入期限は私が死ぬまでらしい。ということで、いきなりなんの覚悟もなくVIPになってしまった。

「羨ましい?」

冗談じゃない!その事実が判明して3時間後には、当局に再度捕らえられた。なぜかって、私が殺されたり、うっかり事故死でもすれば、この会議体(めんどくさいので「銀河連邦」と言おう。会議体では言いにくい。)に参加する資格がなくなるからだ。解読が終了しても次のページに行こうとすれば私の署名がいる。うっかり自殺でもされ様なものなら、そこでジエンドだ。


私の自由は完全になくなってしまった。

目の解析の結果明らかになったのは、このカケラは、本当に契約書らしいということだ。宇宙にはいろんな生き物がいる。知的な生物も多い。そうした生物同士が無闇に争わないように、何やら会議体を作っているようだ。ある一定の知性がないと話にならないので、このカケラが読め、所定の行動が取れるものをその会議体に加えることを許可する。そうした内容だった。『所定の行動』それが署名だった。

1枚目は、署名をする個体を特定する旨が書かれてあった。そこへ私が名前を入れたものだから、その個体は私になってしまった。

2枚目からは、会議体の参加規約だ。加入期限は私が死ぬまでらしい。ということで、いきなりなんの覚悟もなくVIPになってしまった。

「羨ましい?」

冗談じゃない!その事実が判明して3時間後には、当局に再度捕らえられた。なぜかって、私が殺されたり、うっかり事故死でもすれば、この会議体(めんどくさいので「銀河連邦」と言おう。会議体では言いにくい。)に参加する資格がなくなるからだ。解読が終了しても次のページに行こうとすれば私の署名がいる。うっかり自殺でもされ様なものなら、そこでジエンドだ。


私の自由は完全になくなってしまった。

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