カクコン挑戦編

カク01:風花の白山羊からの手紙かな

風花の白山羊からの手紙かな

かざはなのしろやぎからのてがみかな


季語:かざはな



 カクコンの短編応募で、俳句二十句程度に、エピソードを付け、その始まりとする句。


 晴れた日にちらちらと舞う雪を「風花」という。風や冷たさを感じさせ、そして積もらずに消えてしまう儚さがある。風花は、誰かの届かないメッセージなのかもしれない。


 有季定型で、しっかりと「かな」と詠嘆し、「良いものだ」と詠む。


 カクコン応募とした時に、発想を飛ばしたばかり句が連続するのは難しい気がする。短歌・俳句コンテストでも、ストーレトな気持ちを詠んだ句が多い印象を受けた。

 共感を得られつつ、要所で発想を飛ばしストーリー転換する。まずは、プロローグとなる句。

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