■■第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト考察①■■
第2回カクヨム短歌・俳句コンテストの結果が発表されました。本当は150話の後に入れたかったのですが、急遽の前倒しとなります。
【応募数】
一首部門:5102首
二十首部門:423作
一句部門:2984句
二十句部門:178作
私は俳句メインですが、お祭りに参加しない選択肢はなく、全ての部門に応募しました。
結果は、俳句一句部門の最終候補25句にまで残る入選で大健闘。そして、目標としていたカクヨム100選に入れました。
ちなみに、一句部門に応募したのは二十句。その中でも、募集期間の最終日に入れた一句が入選しました。
【応募句】
窓は童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日色の朝
まどはどうていせいまりあむげんざいのおんやどりのいわいびいろのあさ
季語:童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日
【選者コメント】
最長の季語とされる「童貞聖マリア無原罪の御孕りの祝日」を詠み込んだチャレンジに拍手。窓から見える朝の色としたところに、季語を踏まえた詩情がある。
結果やコメントは素直に嬉しいのですが、俳句コンテストの総評も良かったなと感じます。
総評には、未経験者であっても「ハッというひらめき」、経験者ならではの「表現の幅で多くのことにチャレンジ」とありました。そして、評価も「ハッと思わせる要素と解釈する糸口があれば、積極的に評価」する。
だから普通の選句とは違い、カクヨムらしいぶっ飛んでいたり・攻めた句であっても、体を成しているものには加点がされたのだと思います。
私のカクヨム100選のコメントにも、「チャレンジ」とありました。17音の俳句の世界観を、25音の季語だけで壊してしまう。誰しもが、どうして季語になったんだと思わせる最長の季語。それを俳句の形にするというチャレンジが評価されたのではないでしょうか。
コンテストが終わってからも、毎日俳句は続けています。ただ慣れてくると、どうしても無難に置きにいってしまう。そんな悩みや葛藤が大きくなる中で、もっと攻めてもいいんだと背中を押して貰った気がしました。
少し長くなったので、全体的な考察は次話とします。
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