俳句117:一番がタイマー延ばす昼寝覚

一番がタイマー延ばす昼寝覚

いちばんがたいまーのばすひるねざめ


季語:昼寝覚



 ずっと一緒に暮らす家族。似てくる所もあるが、違いが顕著に表れるものもある。暑さ・寒さの基準がその一つ。

 クーラーが効きすぎてしまうからと切タイマーにする妻。そして、 真っ先に暑くなり目が覚めるのはまたは私。横を見れば、妻も子供も汗ばみ寝苦しそうにしている。

 再びクーラーを付けてタイマーセットすれば、気持ち良さそうに眠る妻と子供。


 それなのに、クーラーが効きすぎと怒られてしまうこともある。証拠写真を撮るしかないのかもしれないが、それはあまりにも悪趣味過ぎるだろうと我慢。

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